MacBSの日常生活的日記

UD-H01のデジタル入力を見直し

先日導入したTEACのDAC「UD-H01」ですが、D/Aコンバータとしてはなかなか良好な感じで愛用しています。
長らく使っているSONYのCDプレーヤー「CDP-557ESD」もさすがに老朽化してきましたから、UD-H01を通すことでずいぶん良くなりました。
むしろ、こちらは良いものの、肝心のiMacからの再生音がやや薄っぺらいのが気になっています。

トランスポートでそんなに音が変わるというのは否定的な意見も多いかと思いますが、比べると明らかな音質差があるんですよねぇ。
「デジタルだから音が変わらない」と単純に言い切ってしまうべきか?は難しいところですが、まずは影響がありそうな差異があって、それはアップサンプリングです。
CDプレーヤー側は44.1kHz出しですが、iMacのほうはAudirvana PlusやAudioGateで176.4kHzにアップサンプリングしてから出していますからね。
そもそもUD-H01が強制アップサンプリングということもあり、まずはMac側でのアップサンプリングをやめてみることにしました。

実際にやってみると、これまでほどの差異はなくなり、ずいぶん近い印象になった気がします。
それでもまだ平坦さはありますが、それほど気にならないレベルにはなったと思います。

しかし、仮にアップサンプリングが悪いにしても、ちょっと説明しづらい違いのような気がしていたんですよね。
そこでアップサンプリング周波数を色々と変更して試そうとしていたら、iMacから192kHzで出力すると、UD-H01から音が出ないことに気づきました。
これは先日、間に挟んだセレクタが悪いのだろうと、延長プラグで直結してみますが、それでもダメ。
そこでUD-H01側の同軸ケーブルを外し、hiFaceから一本で直結すると、192kHzでもちゃんと再生できるようになりました。
もちろん、この状況だと、192kHzをはじめ、アップサンプリングなしでも、音質が全然変わりました。

というわけで、アップサンプリングによる違いも多少はありますが、どうやら同軸ケーブルがあまりに安物すぎたようです。
176.4kHzではかろうじて動作していたのでしょうが、これではジッターうんぬん以前のレベルですねぇ。
過剰な品質は不要でしょうけど、さすがにこれではダメですから、もうちょっとしっかりしたケーブルに変える必要がありそうです。
少なくともそれまではアップサンプリングは休止して、手持ちではいちばんまともなケーブルで直結して使おうと思います。

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