MacBSの日常生活的日記

TIGLONのスピーカーケーブル

リサイクルショップでTIGLONのスピーカーケーブルを見つけたので、ゲットしてきました。

その場では型番までは分からなかったんですが、TIGLONというブランドはなんとなく知ってたんですよね。
帰ってから調べてみたら、「MS-12SP」というマグネシウムシールドのケーブルでした。
1mで3000円くらいする高級ケーブルだったんですね。

長さは1mほどのものが1本、2mのが3本あったので、全部ゲットしておきました。
ちなみにお値段はと言いますと、まさに「ゲット」でして、「ご自由にお持ち帰りください」だったんですよね。
別のものを買って店外に出たら、0円コーナーのワゴンがあったという…。
たしかに線材の先端は黒く錆びてましたし、見た目はそんなに高価なものに見えないですけどね。

錆びた部分は当然切り落として、きれいな部分を出して、早速、DALIにつないでみました。
すると、さすがに良いケーブルだけあって、絹ごしのような滑らかな艶が全然違います。
これまでのスピーカーケーブルが超が付くくらいの安物だったせいもあるんでしょうけど、低域も高域も刺々しさが全くなくなり、真空管のような温かみを持った厚みのある音になりました。
Royal Menuet IIらしさがさらに強まったという感じで、とりわけボーカルの艶やかさが格段に上がりました。
サ行が全く刺さらないだけでもうれしいところです。

それにしてもここ最近、全くの偶然で、電源ケーブル、USBケーブル、そして今回のスピーカーケーブルと、すべて無料でいただいてしまいました。
ケーブルで音が変わらない、なんてことも言われがちですが、さすがにこれだけ変えると、もう元には戻れませんね。
その中でも、今回のスピーカーケーブルがとどめを刺したのか、最大の効果があったように感じます。

ケーブルって単なる銅線みたいに考えられがちですけど、スピーカーという、電気的にはかなり厄介者を含めた電気回路(等価的にはLCR回路)の一部だと思うんですよね。
そういう意味ではシールドも含めたケーブルの重要性って、思ったよりも結構あるんじゃないかなぁと。
ちなみに今回のTIGLONはマグネシウムシールドが特徴で、これが電磁波やノイズなどの影響を抑えるんだとか。
ケーブルには綿糸も入っていたりと、なかなか面白い構造です。

これで変えていないケーブルはアナログのRCAケーブルくらいになりました。
さすがにこれくらいは自分で購入しないとですね。
あと、Yラグやバナナプラグあたりも装着させてみたいなぁと思っているところです。
あまりアクセサリ好きなほうでもないんですが、今はちょうどそういう風向きなんでしょうしね。

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