MacBSの日常生活的日記

the j1 project C30S/4P

the j1 projectの「マテリアルA ダンピングパッド」がなかなか良好だったので、調子に乗って「マテリアルC+T ハイブリッドダンピングパッド」の「C30S/4P」をゲットしてみました。

サイズが30mm×30mmで厚さが5mmとちょっと小さいサイズなのですが、旧モデルの出物があったので、まずはお試しで入れてみた感じです。
なお、大きさによって推奨負荷質量が異なり、この大きさだと4点支持で5~15kgが最適とされています。
真ん中の部分がだいぶ柔らかい素材になってるので、使用温度(0〜40℃)以外では本領を発揮できなかったり、はみ出してきたりすることもあるようです。
その分、マテリアルAよりも強力な振動対策ができ、低域だけでなく高域での改善も見込めるとのことです。

寸法としてはだいぶ無理がある気はしてましたが、とりあえずレコードプレーヤーの脚の下に挟んでみました。
脚に入ってるスプリングがやや傾くような感じはありますけど、固定には問題がない程度に乗っかってるので、とりあえずは大丈夫です。

さて肝心のサウンドですが、マテリアルAとくらべてこちらのほうが音が前に出てくる感じで、明らかに良いです。
マテリアルAはハウリングマージン改善効果はなかなか高いものの、やや薄味になりがちでしたが、マテリアルC+Tでは低域も損なわれず、それでいてハウリングマージンもしっかり確保できています。
これまでスピーカーの間でこぢんまりとまとまっていた音像に広がりが出て、盆栽みたいなミニチュアからホンモノのオーケストラがおウチにやって来たような気分にさせてくれます。
また音自体の厚みが素晴らしく、やや平面的になりがちだったものが臨場感のあふれるサウンドに変化しました。

マテリアルAのほうは振動を吸収することに重きが置かれているようですが、マテリアルC+Tのほうは振動を機材に伝えないよう、遮断して分離してくれてるような印象です。
そのおかげか、スピーカーからの低音がカートリッジにフィードバックされる分量が減り、キレの良い低音になってくれます。
もちろん、他の部分もかなり詰めてきたので、些細な差がわかるようになってきた、とも言えるのかもしれません。
ただ、プレーヤーも結構な重さですし、やはり脚がしっかり載っていないのは不安が残ります。
C48Sのほうなら60kgまでOKなんですが、大きくなるとお値段もグンと跳ね上がるんですよね…。

そしてマテリアルAのほうですが、こちらは「A50R-J/4P」なので80kgまでOKですし、パワーアンプとCDプレーヤーで試してみました。
パワーアンプは下に絨毯を敷いてあるからか、顕著な差がでませんでしたが、CDプレーヤーでしっかり効果が感じられました。
低域の押しはあまり変わらないものの、透明感が出て解像度が上がったような気がします。
こうなってくると、さらに対策を講じたくなるわけですが、それはまたひとつずつ紹介していこうと思います。

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