MacBSの日常生活的日記

Telos Audio Design Macro Q

Telos Audio DesignからUSBアクティブノイズキャンセラー「Macro Q」が6/25に発売だそうで。

似たようなものとしてはiFi AudioのiPurifier2(現行モデルはiPurifier3)を持っていますが、アレはUSBの経路に挟むもので、このMacro Qはターミネーター的に挿すだけのタイプですね。
ACOUSTIC REVIVEでいえばRUT-1みたいな使い方になるわけですが、この製品はアクティブにノイズを消す形です。

TELOSの製品はいろいろと高度な手法を使ってあるものが多く、効果も高そうですがアクティブ系のはノイズを取る要素もありますが、それ自身がノイズ源になるような部分も少なからずあるように感じています。
同社のアクティブアースもできればオーディオ系以外から電源を確保したほうが良いと聞いたこともありますし、このMacro Qの場合にはUSBオーディオなり、DAPなりと同じところから電源を取ることになりますから、そこがちょっと心配かな。

ちょっと本体も大きめなので直挿しできない場合を考慮して延長ケーブルも付属していますが、ここでMacro Q本体に給電する電源ラインを別にできたら良いのかなぁとも思いましたが、そうすると本来の電源ラインのノイズがキャンセルできないのでしょうね。
内部に2個のICが入っていて、それでノイズ検知するらしいので、それぞれが信号ラインと電源ラインに分かれているのかもしれません。
なにぶん詳細の動作は不明なので推測だらけになってしまいますけどね。

製品ページにはノイズフロアの波形も載っていますが、これが何を計測したものか?もイマイチ不明です。
未使用の場合が2.42mVrmsだったノイズが、Macro Q使用で579μVrmsになったとされています。
私はいつも出音のノイズがどうなったか?を計測するようにしているので、これを使った場合に例えばUSB-DACの残留ノイズがどう変わるのかな?というのが気になります。

お値段の話はあえてやめておきますが、重さが150gあるということで、ポータブルで使うのはちょっと厳しいかも。
直挿しもUSB端子に負担が掛かりそうですし、延長ケーブルはうまく活用すべきでしょう。
iFi audioなどは貸し出しも実施していますが、今のところTelosは公式な貸し出しはやってないようなので、できれば実施されると良いなとも思います。

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