MacBSの日常生活的日記

SONY WF-1000X

ずいぶん前になりますが、SONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000X」を導入してみました。

すっかり記事にするのを忘れていましたが、一旦はあまり使わなくなったものの、最近はまたそこそこ使うようになって思い出したように書いてみることに。
入手したきっかけはノイズキャンセリングがどのような効果があるのか、試してみたくなったためでした。

一方で安定度にはだいぶ不安があったのですが、たしかにそちらはなかなか苦労しました。
特にリビングで使う場合は音切れも顕著で、数分おきに片耳だけになったり、まるでリレーでも働いたような瞬断ノイズが出てしまいます。
Apple Watchを使っているので、そちらとiPhone間のBluetoothも関係しているのかもしれませんし、コードレスフォンの電波干渉なのかも。

ノイズキャンセリングも愛犬の鳴き声など、人間の声に近い帯域はあまりカットされないですし、カナル型のイヤーピースを工夫したほうが遮音性は高いとも言えそうです。
ただエアコンやファンヒーターなどの動作音はかなり低減されますから、リモートワーク(うちはそもそも家庭内ワークですが)などでは重宝するかもですが、バッテリーの保ちの問題もありますからねぇ。

音質面ではあまり期待していなかったわりには(失礼)、意外と良い雰囲気ではあります。
通信が不安定だとやや揺らぐ感じがあるのと、聴力検査アプリなどでごく小さなはずの音量が高められた感じで再生されるなど、SONYらしい加工臭は感じられますが、この雰囲気なら新しいモデルではだいぶ良くなっていることでしょう。

イヤーピースも色々試してみましたが、音質的にはSednaearfitが合っているようです。
ただ、TWSでは良くあるケース収納の問題もありますし、純正のイヤーピースもやや低域寄りの傾向があって暖色系でそう悪くはないので、そのままにしてあります。
またフィッティングサポーターと呼ばれる耳への固定を補助する部分が意外と良い感じで、長時間使用で耳への負担が少ないのが良いですね。

TWSどうしの比較としてはSENNHEISERのTWSと比べてみましたが、意外と抜けも良くてSONYも健闘しているなと感じます。
ゼンハイザーのほうがハウジングの大きさゆえか、音場に広がりが出て、聴かせ方が上手い印象はありますが、音の本質部分はあまり差はない感じがします。
残念ながら安定度合いはだいぶ違うのは発売時期によるものだから仕方がないところでしょう。
TWS全般に言えることですが、新旧交代も激しいですから旧モデルでもファームウェア更新などでサポートが継続されると信頼感も増すのでしょうけれど…。

現状はMac Proとペアリングして、ちょっとした電話会議や音声チェック用に愛用しています。
こちらだと動作もかなり安定していますし、コードレスの気安さもとても便利に感じているところです。
後継モデルのWF-1000XM3も若干気になってはいますが、他のメーカーもどんどん出してくるのがTWSですからねぇ。
今のところは手持ちの機種でしっかり役割分担できていますし、この体制で使っていこうかなと思っています。

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