MacBSの日常生活的日記

Pioneer PD-10

PioneerからエントリークラスのSACDプレーヤー「PD-10」と「PD-30」が7月中旬に発売されるそうで。

PCオーディオやハイレゾ音源がそれなりに流行ってる中、SACDは少し影が薄い感じでしたから、待望の新機種です。
しかも、ちゃんとハイレゾ音源を意識していて、DSD音源をDVD-Rに焼いたDSDディスクも再生可能になっています。
なお、USBメモリ内の音楽ファイルにも対応していますが、こちらはDSD非対応だそうです。

PD-10とPD-30の違いは音楽ファイルの対応フォーマットの数(MP3、WMAは両方対応、PD-30のみAAC対応)とiOS機器のデジタル接続対応あたりでしょうか。
パネルや金メッキなどの違いはありますが、価格的にはPD-10のほうがコストパフォーマンスは高いかも。

DACはどちらも旭化成エレクトロニクスのAK4480のようです。
出力端子はどちらも同じで、アナログと光/同軸デジタルですが、デジタル入力はやっぱりないですねぇ。
製品に自信があれば、デジタル入力を付けたほうがアピールになると思うのですけどねぇ。
自社に廉価なDACがあるなら別なんですが、せめてPD-30には付けて欲しかったかも。
なおSACDやiOS端末の再生時はデジタル出力はできないあたりは、やっぱりなぁという感じです。
iOS端末なら、ND-S1000とか、Dock系の機器を別個に用意したほうが良いんじゃないかな。

そんなわけで、個人的にはPD-10のほうが断然気になるのですが、どちらを購入したユーザーも対象で、非売品のDSDディスク「Premium Studio Live オリジナルセレクション」がもらえるキャンペーンが実施されるそうです。
他社から対抗機種が登場してくれるともっと良いですが、この機種もぜひ試聴してみたいところです。

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