MacBSの日常生活的日記

Pioneer ISS-200A-W

PioneerからWii Uとの接続を想定したミニスピーカーシステム「ISS-200A-W」が発売になるそうで。

これが一目見て気づくかと思いますが、OlasonicのTW-D5TVにソックリ。
卵型のエンクロージャーはもちろん、オートパワーオフにパッシブラジエーター搭載なところもまるっきりそのままです。
正面のディフューザーのデザインがちょっと違いますし、アンプ部がスピーカー内部(TW-S5は底部)から別筐体になっていますけど、これは明らかに出自は同じでしょう。

より細かく見てみると、スピーカーユニットはおそらく同じ5cmフルレンジで、マグネットも同じφ55mmのフェライトのようです。
パッシブラジエーターはφ53mmの発泡ウレタンと、TW-D5TVの45mmよりちょっと大きいみたいです。
独立したアンプの出力はスペック上は同じですが、消費電力はTW-D5TVの2.5Wから4Wに増えているのは容量に余裕ができた分、コンデンサ容量など、強化されているのかも。
アンプ部のみで140gだそうですから、その可能性は高そうですね。
また、入力はRCAとステレオミニプラグがあり、さらにサブウーファー出力がRCAで用意されているのがちょっと面白いところです。
カラオケのニーズも想定しているからこその構成なのでしょうか。
ちなみに電源については、パイオニアのほうもTW-D5TV同様、ACアダプタ使用です。

スピーカー部は400gとなっていますが、TW-D5TVは両方で760gなのでこれはおそらく片方だけの重さかと。
そうするとスピーカーのほうも多少は強化されている可能性はありそうです。
ただ、お値段は任天堂専売で9,975円とTW-S5より少し高めの設定だと思うので、それを考えるとどうかなぁ。
そもそも、これが何故、パイオニアブランドなのか?という疑問も湧きます。
元々は任天堂からPioneerに依頼があった話なのでしょうし、「往年からのオーディオブランドとしてそれで良いの?」という気もしないではありません。

そんな皮肉で終わるのも面白くないですから、本家Olasonicさんに次世代モデルとして、私が個人的にぜひ出して欲しい仕様を書いておこうかと。
それはBluetooth(もしくはAirPlay)対応の「TW-D7TAB」(なんて型番かなと勝手に想像)です。
最近はパソコンよりもスマートフォンやタブレットで音楽や動画を楽しむことも多くて、そうなるとうちにあるUSB接続のTW-S7はどうしても出番が少ないんですよねぇ。

もちろん今回のTW-D5TVもどきISS-200A-Wをヘッドフォン端子に繋いでも良いのですけど、ここがワイヤレスになると設置の自由度が格段に上がるなぁと。
左右のスピーカーを繋ぐケーブルや電源はどうしても必要ですけど、ここもインシュレーター形状のDockで充電して、左右をワイヤレスでつなぐ、なんて仕様も良さそうです。
アナログ入力はそれはそれでステレオミニジャックを用意しておけば良いですし。
ここでお願いしても無駄かもしれませんが、ぜひ検討してもらえたらなぁと勝手にお願いしておきます。

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