MacBSの日常生活的日記

Pioneer A-10

Pioneerからエントリークラスのプリメインアンプ「A-10」が3月下旬に発売になるそうで。

A-10というとNECのを思いだしてしまう古いオーディオマニアですが、こちらは軽量級の今風なアンプですね。
A-30という上位モデルも含め、ネットワークオーディオプレーヤーの「N-30」あたりとのシリーズモデルといったところでしょう。

内部の写真があまり見えないのですが、かなり大きめのヒートシンクが見えるので、デジタルアンプではなく、アナログだと思われます。
ツインモノラルっぽい構成になっていたり、パワーアンプダイレクト機能があったりと、廉価なモデルにしてはなかなかこだわってるように感じます。
ただ、今風のアレンジもしっかり入っていて、リモコン対応はもちろん、電源を入れたままにしておくと一定時間経過後に自動的に電源が切れるオートパワーダウン機能もあったりするところは面白いなぁと思います。

ちなみにA-30とA-10の違いは出力(A-30:70W+70W,A-10:50W+50W)、電源ケーブルの着脱、フロントパネル(A-30はヘアライン仕上げ)、ボリュームノブ(A-30はアルミ)、スタビライザー、それにリモコンあたりだとか。
微妙な差ですし、どうせなら一本化しても良かったんじゃないかなぁという気もします。
リモコンはA-10のほうが何故か大きいというのも面白いですが、A-30は感触にこだわった高品位リモコンだとか。
ちょっとこだわる場所が違うような気もします…。

ただ、こういう廉価なアンプがしっかりした作りで出てくるのはオーディオへのエントリとして良いことだと思います。
中国での製造でコストダウンできた、という面もあるのでしょうけれど。
ヘッドフォンも良いですけど、スピーカーで聴く音楽はまた違った良さがあると思いますし、各社からそういう製品が出てくると良いなぁ。

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