MacBSの日常生活的日記

ortofon e-Q5

今回の出張で、まずはイヤホンをと思っていたのですが、結果的にはオルトフォンの「e-Q5」を中古でゲットしてきました。

オルトフォン自体はパワーアンプも永年使っていますし、最近出ているプリメインも視聴で好みだったりと、結構お気に入りのブランドではあるんですよね。
ただ、イヤホンとしては全く候補に挙がっていませんでした。

最初の候補はSHUREのSE215やSE315あたりだったので、まずは秋葉原の某店で試聴を。
SHURE SE315を聴いてみますが、ややナローレンジに感じます。
また、独特なSHURE掛けもちょっと馴染めない感じで、断線の心配のない点はとても良いのだけど、見送ることに。

そこでイヤホンへの興味がちょっと薄れかけたのですが、せっかく来たので以前から興味があったものをちょっとだけ試聴していきました。
まずはB&WのC5を聴きますが、SHUREよりはこちらのほうが好みです。
スピーカーもそうですけど、私はどうもヨーロッパ系のものが合うみたいですね。
その流れからふと思い立って、これまた近くにあったOrtofonを試聴したら、これが良い感じ。
その時は「これに決めた!」というほどではなく、なるほど、こっちの路線もあったか、と思った程度でした。

そして、その後、別のお店に中古を見に行くと、いやはやしっかりe-Q5があるではないですか。
調査がちゃんとできてなかったので、そこは一旦見送ってみたものの、やはり気になるので結局後で戻ってご購入となった次第です。

購入後、ホテルでじっくり聴いてみると、私の好きなジャンルの曲にピッタリ。
ギターなどのアコースティックな楽器が素晴らしいですし、特にピアノの音の純度はすごいものがあります。
とりわけ、紗羅の弾いたグランドピアノを自分で録音したものをMacBook Airで聴き返してみると、そのリアルさに驚きました。
決して録音自体は良くないのですが、妙なエフェクトが掛かっていないのもあってか、当時の記憶まで蘇ってくるから不思議です。

逆にリバーブ等を掛けてあると、それが耳に付いてしまうケースはあるようです。
とはいってもあまり神経質になりすぎるわけではなく、そこはそれなりに聴けるバランス感も海外の老舗オーディオメーカーならでは、といったところでしょうか。
オーバーヘッドはultrasoneのOEMだし、これもきっとどこか別のメーカーの製造なのでしょうけど、やはり最終的な仕上がりで大きく違ってきますしね。

当初の断線を気にしていた状態からはずいぶん違う方向に行ってしまいましたが、紗羅も気に入ってるようですし、二人で奪い合いで仲良く使おうかと。
さらなる高音質のためのグッズもゲットしてきてますが、そちらはまた後日のご紹介ということで。

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