MacBSの日常生活的日記

Olasonic TW-S9 レビュー USB3.0編

Olasonicのパソコン用スピーカー「TW-S9」ですが、レビュー最終回はUSB3.0端子を装備したMac mini Late 2014での試聴をしてみました。

試聴ソフトには今回、iTunesを利用して、非ハイレゾ音源を聴いてみます。
Mid 2011のUSB2.0と比べると、一聴してエネルギー感が増しているのが分かります。
ボリュームが大きくなったというよりも、低域の芯がしっかりして、よりオーディオ的表現になったという印象です。

また、パソコン臭さが大きく減って、これまでの音源ではアナログ入力の場合に近い雰囲気になりました。
これまで、Mid 2011、ノートPC、アナログ入力、そしてLate 2014と音源を使い分けてきましたが、Mid 2011がいちばん電源が弱いせいか、サウンドとしての不満点が多かったように思います。
おそらく、Mid 2011がUSB2.0ということに加えて、たくさんのUSB機器がつながっているからではないかと予想します。
そういう意味でもやはりUSBの電源をしっかりさせておかないと、本機の評価を誤る可能性がありそうです。

USB3.0で減力供給がしっかりすると、喩えが良いかどうかは分かりませんが、主たる回路に変化はないが、電源回路が強化されているシリーズ内の上位のプリメインアンプにグレードアップしたような感覚を感じます。
パワー不足だとスーパーツィーターのほうが目立ってしまいがちですが、しっかりパワーが入ると、高域に負けない低域が小音量から大音量までリニアにしっかり出るようになります。
もちろん、低域の周波数的な伸びが起こるわけではないので、あくまで量感の話ですが。

もう一つ、今回も含めて何度か感じたのが、TW-S7と比べると、意外にニアフィールドよりもややスピーカーの間隔や聴取距離を置いたほうが良い印象がありました。
定位はこれまでのタマゴ型スピーカー同様、非常に優秀なものですが、音場表現の力も上がったということだろうと思います。
ですから、左右のスピーカーの置台を分けたり、インシュレータや耳との高さ、内振り角度などで、大きく変化してきます。

その点では普通のPCスピーカーや昔のラジカセ感覚で使ってもそれなりに良い音は出ますが、さらに一歩踏み込んだセッティングで伸びる余地が大きいかと。
これも筐体がしっかりしていて、かつ構造的に屈強に作られているおかげだと思いますし、ポテンシャルの高さを示すものでしょう。

それらが功を奏してだと思いますが、濁りが少ないので聴き疲れしないのも特徴的でした。
TW-S7よりも穏やかな音で、それでいて、よりボーカルが明瞭で繊細に浮かんできます。
ドカンドカーンと刺激を求めるよりも、リラックスできる再生環境を求める向きにオススメのスピーカーシステムだと感じました。

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