MacBSの日常生活的日記

Olasonic NANO-NP1 レビュー DLNAサーバー編

Olasonicさんからお借りしているネットワークオーディオプレーヤー「NANO-NP1」ですが、機器そのものからは少し外れますが動作には必須なDLNAサーバーについていくつか比較してみました。

以前も書いたとおり、まず最初はLogitech Media Serverを使ったのですが、同名アルバムが複数あるといっしょに表示されてしまうという現象があり、どうにもそこが許せなかったというのがサーバーを色々試そうと思った理由です。
音質的にもなんとなく煩く感じる部分があり、DLNAサーバーの中でも音声のみに特化したわけではないからかな?という推測もありました。

次に以前ちょっと試したことのあるプレーヤーアプリ「JRiver media center for Mac」にもDLNAサーバー機能があるというので、これにしてみることに。

デフォルトではDLNAは有効になっていないので、Optionから「Use Media Network to share this library and enable DLNA」にチェックを入れればOKです。
ただ、さきほどのアルバムがいっしょになってしまう問題は結局同じですし、元々がプレーヤーアプリだということもあり、Mac側の負荷はかなり重いです。
逆にDLNAクライアントにもなりますから、そういう意味ではMacでNANO-NP1の代わりができるというメリット(?)はありますが。

定番というとNASでも採用されているらしいTwonky Serverとなりますが、こちらは有料ですし、それなら素直にNASを導入したほうが良いなと思ってしまいます。

そこでKAKUさんにご紹介いただいたMinimserverを導入します。
動作にはJava for Mac OS Xが必要ということで、そこが多少の手間ですが、インストール自体はほぼ問題なく終わりました。

本体の自動更新で、たまにマウスが効かずキーボード操作でOKを押したり、自動再起動がされなくて手動で起動しなおしたくらいでしょうか。
まだバージョンが若いことやJavaベースだからか、動作はややもっさりしていて完成度もまだまだという部分はありますが、アルバムもちゃんと別々になる
ジャケットもなかなかキレイに表示されて、なかなか良いサーバーです。

音質面でもMinmserverは音がしなやかで上品な印象があり、Logitech Media ServerやJRiver media center for Macよりもだいぶオーディオ的な表現に感じます。
同時に比較できているわけではないので、操作感などの印象に引きずられている可能性もないとは言えませんが…。
ただ、NASでもオーディオ用モデルが出ているようにサーバーソフトやハードウェアのCPUパワーなどの影響から、操作性や挙動だけでなく音にも影響が出るように感じます。

それでもMinimserverが完璧というわけではなく、最大の問題点はコントローラーアプリが良く落ちるという点です。
他のサーバーアプリでも曲情報の更新中などだとコントローラーアプリが落ちたり再生できなかったりという事態が結構起きますが、それよりも頻度はもっと高めです。
落ちるのは純正のナノコントローラーに限った話ではありませんが、Kinskyだとそこまで落ちないようなので、多少の差はあるかも。
おそらくサーバーから送られてくるデータに不良があって、それでアプリの例外処理が起こっているのでしょうね。
コントローラーアプリによる違いはまた次回レビューしたいと思います。

そういう状況はともかくとして、これでアルバムも別々に表示されるようになったわけですけど、それでも結局はFolderを使っています。
タグをしっかり管理していない私も悪いのですが、XLDでリッピングする際にCDDBから自動取得した情報ではなかなか思ったようにアーティスト名が同じにならないケースがあります。

あと、XLDでリッピングした後、iTunes用にAACにするんですがそれをFLACを入れたフォルダ配下に置いてあるんですよね。
それも当然ライブラリに出てしまうというのもあります。
サーバーやコントローラーアプリでAACやMP3といったファイル種別や特定のアルバムを除外するような指定ができれば助かるのですが、DLNA用にフォルダを別個に準備して管理したほうが良いのかもしれません。

といった感じでやはりフリーのサーバーソフトでは一長一短というのが素直な感想です。
音質面で追求するならやはり専用NASを用意すべきだと痛感しましたし、NASによる音質差の可能性も強く感じました。
もちろんNANO-NP1本体のほうはサーバー側で多少の揺らぎがあっても安定した音を奏でてくれていて、そこはASRCのおかげだと思います。
試しにネイティブモードにしてASRCをオフにしてみましたが、楽曲でサンプリングレートが切り替わるとDACによってはリレー音がしますし、さきほどのような揺らぎに敏感になるのか、いかにもPCオーディオ然りとしたサウンドにダウングレードしてしまいます。
NANO-NP1には同軸や光デジタル入力もあるので、USB-DDCからの出力を安定させる目的でも有効なのかもしれません。

次回は途中で書いたとおり、純正以外のコントローラーアプリについて取り上げてみたいと思います。

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