MacBSの日常生活的日記

快音! 真空管サウンドに癒される

音楽之友社から付録つきムック(?)「快音! 真空管サウンドに癒される」が5/19に発売だそうで。

お値段が14,040円(税込)と付録と呼んで良いのか、もう微妙なラインですけれどキットにすることで諸々の手間も省けて安くできている部分はあるのかも。
逆に書籍として流通させないといけませんから、サイズなどはそちらの制限もありそうですけどね。
ただ、昔のLXA-OT1などと比べるとトランスや真空管(12AU7が1本)も付いてますから、昔のLUXKITのような存在と考えれば良いのでしょうね。
なお、キットの内容物は以下の通りとのことで、ドライバー一本で組み立てられる(ハンダ付けは不要)そうです。

■ キット内容物
・基板(完成品)
・シャーシ(上下左右)
・パワースイッチ+基板、ACコード
・真空管(12AU7)、
・ネジ一式
・ゴム足
・基板シャーシ固定用リベット
・シャーシサイズ:180(W)×80(H)×90(D)㎜
※足、ノブを含まず

この手の製品はCDが出た当初、出力トランスを使ったものが結構出ましたし、Musical Fidelityからは真空管を使った製品も発売されてましたね。
見た目からなんとなく往年のアルパイン・ラックスマンのプリメインアンプを思い出してしまいました。
あれは真空管2本使ってありましたしプリドライバー段での利用でしたが、本キット単体ではゲインはなく、真空管ハーモナイザーという位置付けになっています。
できれば型番を付けてくれると呼びやすくて良いなぁ…と思ったらパネルにラックスマンのロゴと共に「LXV-OT6」という記載があります。
Stereo誌2016年4月号に付録に付いたショートピンが「LXJ-OT5」だったので、その次のコラボというわけですね。

一応、ムックも24ページほどあって、このキットや真空管、ラックスマンについての記事が載っているようです。

・真空管ハーモナイザー・キットを組み立てる
・開発者が語る、真空管ハーモナイザーの音の妙
・ラックスマン 真空管の歴史
・真空管ハーモナイザーをいろんなところで使ってみよう
・真空管ハーモナイザー簡単グレードアップ術
・真空管サウンドで聴きたい、いい音ジャズBEST10

さて私が買うか?ということになりますと、ちょっと気乗りする部分は少ないかも。
意外かもしれませんが、真空管を使った製品というのは一度も自分で使ったことはなく、そういう意味では一度くらい体験してみても良いかなとは思いますけど、だからこそなおさら付録じゃないほうが良いのかなぁという気も…。
あえて使うとすれば、LUXMANのヘッドフォンアンプ「P-1」へHD-7Aからの出力を入れる前に挟んでみると面白いのかなぁとは思います。
ただ書籍扱いですから買い時を逃すと品薄でプレミアが付いてしまう可能性もあるんですよねぇ。
絶対に欲しいという方は早めに予約しておいたほうが安心かもしれません。

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