MacBSの日常生活的日記

KENWOOD MGR-A7

先日来から悩んでいたポータブルオーディオプレーヤーは結局、iPod touchになったわけですが、他を試してみたい気分は完全になくなったわけでもなく、一応いろいろと検討は継続していました。
そんな中、ケンウッドの「MGR-A7」が中古でかなり安くなっていたのを見つけてゲットしてきました。

この機種、レコーダーとプレーヤーの中間みたいな位置付けですが、ゲットしたのはどちらかと言うとレコーダーとして使ってみようという意図からです。
専用機のTASCAMあたりとも迷ったのですが、なにより値段が安いですし、コンパクトで普段はプレーヤーとして使いつつ、思いついた時に気軽に録音できるかなぁと。
その分、16bit 48kHzまでですが、私の使用頻度なら十分でしょう。

まずはMacBook Airに入っていたMP3を本体メモリに入れてみますが、アンマウントを失敗したせいなのか、まだちょっとしか入れていないのに「メモリーがいっぱいです」というエラーが。
とりあえずファイルを消してみますが、結局解決せず、フォーマットして再度入れなおして復活しました。
その後も起動しなくなってリセットしたりと、噂通り、ちょっと不安定な部分はありそうです。

また、外部メモリとしてSDHCに対応していますが、class10の16GBを挿して100曲ほど追加すると、起動時に毎回、18秒ほど待たされます。
ファイルの追加・削除があった場合なら仕方ないですが、毎回というのはねぇ。
そのあたり、プレーヤーとしての使い勝手の面では褒められたものではない印象です。

ただ、肝心の音質のほうはKENWOODらしいもので、個人的には評判ほどとは思わなかったものの、低域の伸びなどはオーディオメーカーらしい音のまとめ方だなぁと感じます。
残留ノイズが多いのはちょっと残念ですが、デジタルアンプだから、ということなんでしょうかねぇ。
とはいえ、単純にゲインの問題だけで、LINE OUTからポタアンという手も使えますし、音質面は想定通りといったところです。

録音についても京急のアナウンスとかを録ってみましたが、こちらは予想以上に良くて、本来の目的である録音機材としてはバッチリ役目を果たしてくれそうです。
マイクやフィルタの設定もいくつか試しましたが、今のところは2マイクでフィルタは無しのほうが良い印象です。
録音シーンによってはセンターマイクを入れた3マイクや低域カットとかが有効かもしれませんし、そうした機能が充実してるのも良い感じです。

以前から持っていた外部マイク「AT9440」も引っ張り出してきておきましたし、楽しく色々録音してみようかな。
紗羅のピアノ録音もまたやりたいですしね。

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