MacBSの日常生活的日記

ISOCLEAN RF ISOLATOR

使用していないコンセントに差し込むカバー状のISOCLEANのグッズ「RF ISOLATOR」(とその互換品)を入手してみました。

3Pタイプのコンセント用でアースピンだけがある形で、これでホコリよけになります。
オーディオアクセサリ的にはRFノイズから電源を守るそうですが、そこはまあどれだけ効果があるかは不明です。
今の時代ですといわゆる仮想アース的な役割も果たしそうな気もします。

どちらもピンは板の上下からねじ込む形で取り外すことも可能です。
外してしまうとコンセントの上に置くことはできても固定はできませんけどね。

ホットとコールド側は微妙な突起があり、コンセント形状によってはショートする可能性もゼロではありません。
実際にはその心配はほぼないでしょうけれど。

互換品のほうが重さがあって異種金属を合わせたような形です。
ますばそっちもKRELL PAM-3のスイッチ代わりのPanasonicの電源タップの空き部分全てに挿してみました。

良くなったかどうかは別にして、思っていたより音の変化はありました。
やや音が重い感じがするので試しにPAM-3で使ってる側に近い部分二つを外してみると、少し抜けが良くなりました。
ISOCLEANは3つしかないので、抜いたところに挿してみるとやはり詰まった印象が出ます。

ここで一旦、全部抜いてみると帯域バランスとしてはすこし上寄りになって解放感は出てきます。
ただ、音場はやや中央に寄ってセパレーションや分離は良くないようにも感じられます。
いくつかパターンを試したところ、同じ壁コンセントに違うタイプを取り付けるほうが良さそうで、これだとセパレーションが良くなり、中高域がほのかに強めになります。
ハープシコードの音色がやや金属的になるといった弊害もないとは言えませんが、音階や空気感の再現度は向上したような気もするので、これでひとまず良しとしました。

正直そこまで変わるとは思っていなかったのですが、ほんのわずかではあるのでしょうけれども仮想アース的に働くからでしょうか。
特に使用したのがプラスチック多用なお安い電源タップですので、高級な金属製タップのような雰囲気になる傾向もあるのかも。
まぁあまり大げさに考えず、ゴミ避けくらいに考えれば良いでしょう。

しばらく経って再検証もしてみましたが、やはり外すと解放感や広がりはあるものの、少し散漫になる傾向です。
つけたほうが音像が明瞭になる印象は変わりません。
ちなみに他のコンセントに挿したEMI Meterの値に変化は全くありません。

さらに4つのコンセントカバー上にクォーツインシュレーターを載せてみました。
こちらは音に厚みというか芯が出たようで、ヴァイオリンなどの音色に尖りが少なくなったようです。
本来はここまで大きくなくても良いはずなので、クォーツレゾネーターを貼れば良さそうですね。
そうなると結局、以前ACOUSTIC REVIVEさんから出ていたコンセントスタビライザー「CS-2Q」が良いということになりそうですけれど。
このあたりのグッズも今後また増えてくるのかもしれません。

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