MacBSの日常生活的日記

hiFace RCA

今回の出張でUSB-DDC「hiFace RCA」をゲットしてきました。

JAVSのDAC-2 MARCHとの組み合わせなら本来はUDT-1なんですが、あえてこちらをチョイスです。
そもそもDACほど音の違いがないのではないかと思ったんですけど、さすがにiMac標準の光出力よりは良いだろうなぁという目論見でした。

しかし実際に使ってみると、これはもう全然、大違いです。
まだ慣らしではありますが、CDからのFLAC、DDC、MP3など、どれを聴いても高域の余韻やボーカルの息継ぎなどの明瞭さがまるっきり違っています。
iTunesだとそこまで差は出ないのですが、AudioGateだとさらにその差は明確になります。
再生ソフトの違いまでハッキリ分かるというだけでも変化の程が分かっていただけるかと。

DSD音源でもそれは顕著で、以前は高域ばかりが「これでもか!」と強調される感じでデモっぽく感じていた音源も、耳に付く感じがなくなり、アナログレコードを上質なMCカートリッジで聴いているような感覚で聴けるようになりました。
これならハイレゾ音源にも本格的に興味を持てそうです。

また、AudioGateの場合、アップサンプリングを切り替えることができますが、192kHzと96kHzでもやはり差が出てきます。
今のところでは192kHzのほうが良いような印象で、これだとDAC-2 MARCHのSRCを使わなくて良いのかも。
そのあたりはどういう設定が良いのか、今後詰めていこうと思います。

なお、他のUSBオーディオ機器とは違い、Macでも専用ドライバのインストールが必要です。
このドライバの出来が良いのも音には貢献しているのでしょうね。
ちなみにインストール後はOSの再起動が必要で、ドライバはSnow Leopard用となっていますが、今のところLionの最新バージョンでも問題なく動作しているようです。

CPUパワーについてはやはり多少消費量が増えたようです。
AudioGateでの再生時、192kHz FLACの場合で19%程度、DSD再生時だと23%くらいです。
ただ、この負荷のほとんどはAudioGate側の負荷で、標準の光出力(96kHz)でも17%程度ですから、HiFace導入によって重くなったわけではないと思われます。

結果的にはかなりの改善が見られて、うれしい限りです。
現状はセルフパワーのUSBハブ上で動いていますし、同軸ケーブルもそこそこのものですから、今後はそのあたりも調整を楽しみたいと思います。

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