MacBSの日常生活的日記

hibino/iBasso MICRO PRECISION DH1

hibino/iBassoという新しいブランドから初の製品、USB-DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「MICRO PRECISION DH1」が6/13に発売されるそうで。

これまでもヒビノがiBassoの代理店という形で日本オリジナルモデルなども扱ってきましたが、今回からはさらに本格的にコラボしたという形でしょうか。
ベースになったモデルは特にないようですけど、筐体は「D zero-SE」に似ているかな。
ただし今回のDH1はバッテリー無しですが。

特徴としては日本向けらしく、5.6MHzまでのDSDに対応させていますし、PCMも32bit/192kHzまでの対応です。
やっぱり日本市場はカタログスペックを重視しがちということなんでしょうね。
Windows/Macとも標準ドライバーで動作するそうなので、使い勝手も良さそうです。
DACチップとしてはPCM1795を搭載しているそうで、これはSONYのUDA-1やTEAC UD-501、DENON DA-300USBなどにも採用されていて、ここもカタログスペックの高いものです。
ポータブルのサイズにこれを収納するのはなかなか大変だろうなぁと。

ただ、このDH1、さきほども書いたとおりバッテリーは内蔵していませんからUSBバスパワーで動かす形です。
これだけコンパクトなら持ち歩きたくなりますし、ヘッドフォンアンプとして見た場合はUSBバスパワーではやや不安もあるのですが、あえてこの仕様にしてきたのは何か勝算があるのでしょうか。
バッテリー内蔵セルフパワーのUSBハブもいっしょにラインナップしてくれたら、それこそ何段重ねになってもポータブルで使おうという人も多そうですが。
なおデジタル出力はあいにく用意されていませんが、ライン出力はステレオミニで装備されていますので、後段のヘッドフォンアンプは別口で…という使い方は想定されているようです。

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