MacBSの日常生活的日記

DigiFiヘッドフォンアンプを仕事部屋に

仕事部屋に配置してあるメインのオーディオ機器ですが、これまでも仕事中にスピーカーで音楽を流すことはなくて、一区切りついたところで休憩がてら鳴らしていたのですが、最近はちょっと多忙過ぎて休憩時間もなくなってしまっています。
そうなるとオーディオというよりも音楽欠乏症っぽくなってきますし、ヘッドフォンアンプがやっぱり欲しくなってきました。

ちょっと前からその兆しはあったので、iMacのヘッドフォン端子に短い延長ケーブルを付け、そこにHD25-1IIをつないだり、テレビ会議時にはortofonのイヤホンに挿し替えたりってな具合で乗り切っていたのですが、やっぱり音質的にねぇ…。
ヘッドフォンアンプもかなり検討したのですが、正直あまりコストを掛けすぎても手持ちのヘッドフォンがそこまでのものでもありませんし、なかなかコレだ!というアンプも見つからないという状態でした。
「それならコレを持って上がったら?」という紗羅の言葉に甘えまして、一旦、更に譲ったDigiFiヘッドフォンアンプを仕事部屋に持って上がることにしました。

もちろんヘッドフォンアンプだけではなく、ALO Audio The Keyもセットです。
Phasetech HD-7Aから接続することも考えましたが、それだと気軽に聴けませんし…。
この組み合わせくらいなら仕事中でもちょっと気分が乗れば聴こうかなぁという気になるかなという目論見もあります。
そもそも実作業はSurface Proでやってるわけですし。

早速お試して聴いてみると、正直、HD25-1IIでは長時間聴く気分になりませんでした。
この組み合わせではiMacのヘッドフォン端子から大幅に改善したような印象にもならなかったですし、そもそも圧迫感が物理的にも音傾向としてもあって、仕事しながら気分転換という感じではないですねぇ。

そこでHD598にしてみますと、こっちはヘッドフォン自体の装着感やオープン型というのも関係していると思うのですが、気分の部分ではかなり改善が見られます。
ただ、レコードを録音したものをQuickLookで気軽に聴き比べてみたりすると、どうもイマイチ違いが分かりづらいようです。

B&W P7は普段、リビングに置いてあって寝る前にMojo+Rxで聴いてるんですが、これも一旦持って上がってみました。
HD25-1IIよりはかなり良いですが、音傾向は別として音質差はやっぱり分かりづらい印象です。
密閉型は長時間聴くには疲れる感じなのも変わらず、現状はHD598がベストのようです。

音質がもうちょっとなんとかならないかなぁと、Audirvana Plus経由で聴いてみることにしました。
まずは惑星のハイレゾ音源がちょうどセットしてあったので、それから聴いてみますがB&W P7では低域の重厚感が不足していて、かなりこじんまりした音の広がり具合です。
HD598に替えると音に広がりが出て、深い低域も再現できているのが分かります。
レコードを録音したものも192kHzで鳴らすとThe Keyのままでもだいぶ音質差が判別可能になってきました。
こちらならPCM-D100のヘッドフォン端子より明らかに良いと言えるでしょう。

こうやって聴いてみるとヘッドフォンアンプも重要ですが、再生ソフトやDACも重要そうですねぇ。
気楽に聴くとはいえ、どうしても音にうるさくなってしまうのは困ったものです。
iTunesでもそこそこ大丈夫そうではありますが、あと一歩改善したいなぁという気分は残りました。
音だけでなく、気軽に聴くというところも含めて考えますと、改善策としては以下のようなところでしょうか。

・DACをPhasetech HD-7AあるいはDP-77にする
・据え置き型のヘッドフォンアンプを足して、C-280LのPRE OUTあるいはREC OUTから繋ぐ
・Bluetoothヘッドフォンにして利便性のほうを優先する
・STAXにする

DACを替えるのがいちばんお金がかからないし、DigiFiのままC-280L経由にするのも良いのかも。
ただ、そうなるとクリーン電源を入れて…となってしまって、「仕事中にそれどころじゃない!」と結局聴かなくなってしまいそうな予感もひしひしと…。
その辺りのバランスが難しいところですので、当面は今のThe KeyとDigiFi、HD598で実運用してみて判断しようかなと考えているところです。

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