MacBSの日常生活的日記

B&W P7

B&Wのイヤフォン「C5 Series2」をゲットしたところ、予想以上に良かったので調子に乗ってヘッドフォン「P7」も入手してみました。

ヘッドフォンのほうも以前試聴していて、当時はP3、P5S2だったと思いますけど先鋭さに欠ける印象でP7ならかなり良いものの、当時は結構なお値段だったこともあって、そこまで出すなら他にも選択肢があるのかなと思って見送った経緯があります。
その後、P7 Wirelessが出て実質的に型落ち扱いになったこともあり、このくらいなら良いかなというお値段になってきたのもチョイスした理由の一つです。

またC5S2もそうでしたが、自宅でじっくり聴くと印象が変わる傾向があるようで、見せかけ(実際は聴くんですが)の派手さではなく、リラックスした環境で楽しんで良さが分かる傾向があるようです。
エージングもそれなりに必要ですが、C5 Series 2ほど激しくはなく、当初からそこそこ良い感じで鳴ってくれました。
装着位置のシビアさはC5S2に似たところがあり、耳をうまくすっぽり包む位置に合わせることで、本来の音のバランスやスピーカーのような音の広がりが得られます。

そのヘッドバンドの長さは各所ですでにレビューされていますけれど、やや短めな傾向です。
頭がかなりデカい私でも問題なく装着できますから、そういう意味では大抵の方はOKのはずです。
伸縮は手で引いたり押したりする感じでクリック感もないですから、装着のシビアさも合わせて考えますと、複数人で使う場合は被ってから調整、という訳にはいかないかと思われます。

ケーブルは当初はiPhone対応リモコン付きのものが装着されていますので、付属のリモコン無しのほうに交換しました。
ケーブル自体はなかなか良質な感じでリケーブルも当然可能ですが、ヘッドフォン側の端子は2.5mm3極で、おまけにちょっと曲がった独特の形ですので選択肢が少ないのが難点です。

ユニットはまるでフルレンジスピーカーユニットのような感じで、大昔、父親から譲り受けた古いヘッドフォンを思い出します。
まさにこのユニットのように、スピーカーに近い雰囲気の出音を感じるヘッドフォンに仕上がっています。
ただ、最新のB&Wのスピーカーから受ける印象よりももっと当たりがやさしく、喩えるならば往年のMatrixシリーズのような雰囲気も感じられるバランスです。
B&Wの考えるシチュエーションとしてはスピーカーが使えない場面、つまりは少しリラックスした気分で楽しみたいような感じにチューニングされているのではないかと憶測してみたり…。
また、ヘッドフォンはどうしても耳に近い位置で音を出しますから、耳への負担も配慮されているのかもしれません。

イヤフォンのC5 Series 2もかなり素晴らしいものでしたが、よりナチュラルでニュートラルでありつつ、高次元な仕上がりです。
C5がCMシリーズのような感じだとすれば、P7のほうが800シリーズにより近い表現になっている感じでしょうか。
それでもALO audio RxやiPhone直挿しでも駆動できる手軽さからすると、同社としてはまだまだエントリークラスの位置付けではあるのだろうとも思われます。

キャリングケースも付属しますが、正直持ち歩くにはP7はちょっと大きいでしょう。
折りたためてもそう小さくはなりませんし、ケーブルも巻き取れるわけではないので余計にそう感じるのかも。
重さは増えてもP7 Wirelessだとちょっと印象が違うのかもしれませんね。

音質に関しては今さら私が語る必要もないでしょうが、ボーカルの言葉がとてもしっかり聴き取れて伝わってくるところに驚かされました。
この感覚は静かな室内での聴取ならではでしょうし、正直ここまで明瞭に声の微妙なニュアンスまで伝わってくる感覚は初めて体感するかもしれません。
Rxの歪みの少なさも功を奏しているのでしょうし、そしてP7も同様で、さらに無駄な余韻や付帯音がないゆえなのでしょう。
ALO audio Rxは本来IEM用なのでややボリュームを取りづらい部分はありますが、低域の量感も程良いし、伸びもあります。
入力レベルを上げてやれば十分使えますし、むしろ相性は良いくらいだと思われます。

こうなってくると、ポータブルオーディオももうちょっと深入りしてみるのも良いかなという気分になってきました。
元々は諸事情でメイン機材で聴く時間が限られてしまったのがきっかけでしたけれど、双方ともまた違った楽しみ方、掘り下げ方がありますし、バランス良く楽しんでいこうと思います。

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