MacBSの日常生活的日記

B&W DM303

B&Wのブックシェルフスピーカー「DM303」を見つけたのでゲットしてみました。

2001年発売のこのモデル、正直だいぶ迷ったんですよね。
愛用のDALI Royal Menuet IIからしてもかなりの廉価モデルですし、他にもCelestion 5がありますからね。
父が805、弟がDM601を使っていて、両方とも持ち込んできて聴かせてもらったことがあり、B&Wを試してみたいということで導入しました。
先日のONKYOプリの導入でLINN MAJIKも余ってるから、もう一つ別システムも組めますしね。

もう一つのポイントはウーファーの大きさです。
B&Wといえばケブラーコーンが有名(最近のモデルは変わりましたが)ですけど、これは廉価モデルということもあって、グラスファイバー編みのコーンですが、大きさは160mmと、11cmのDALIからはかなり大きくなります。

Royal Menuet IIは何度も試聴をして導入したので思い入れはありますが、一方で部屋が変わって音量もそこそこ出せるようになると、絶対的に出ない低域がある点が不満にもなってきました。
スペックでいえばDALIが70Hz、DM303が52Hzですけど、実際の余裕度はやはり口径の大きさなりの違いがあります。

ツイーターは26mmのノーチラスチューブ付きメタルドームです。
ノーチラスチューブが背面のポートから見えますが、まぁシンプルなものですけどね。

大きさはH331xW201xD242mmで、Royal Menuet IIのH258xW156xD185mmからするとかなり大きくなりました。
弟のDM601にわりと近い大きさですね。
あとはこの廉価モデルにして「MADE IN ENGLAND」だったのも背中を押してくれました。
シングルワイヤリングのみの対応なのは若干残念ですけどね。

そんなわけで届いてからまずはDALI CONES/BCのスパイク受けの上に載せて鳴らしてみると、ちょっとボワッとして緻密さはやや失われた感じです。
DM601を借りた時もそんな気がしてたのですが、その時もスパイク受けの上に載せてたんですよね。
なんとなくこれが悪い気がして、47研究所の鹿革インシュレーターのみを挟んで直置きにしたところ、濁りがなくなりました。

この状態だと、ほぼポン置きに近いかたちですが、これでも大らかに聴かせてくれるところは、これまで体感したイギリスのスピーカーに近い印象があります。
また、内振りもしないほうが音場が広がるようで、これはデスクの幅の都合上、DALIと同じスピーカー間隔になってるのもたぶん影響していて、本来はもう少しスピーカーの間隔が広いほうが良いのかもしれません。
ただやはり低域のカブリはどうしても出てきますので、DALIに付けていたスパイクを移設して、現状はこれで鳴らしています。
スパイク受けを見直したい気もしますが、あまりコストを掛けるとスピーカー本体より高くなってしまうかも…。

箱鳴りはスパイクでだいぶ抑えられましたし、全体的にクセが少なく、音色はB&Wらしい忠実さを表現してくれます。
ネット上での評判通り、低域はサイズの割には量感はそれほどでもないですが、やはり口径が大きいだけに、これまで聴こえなかった領域がしっかり出てきますし、余裕が感じられます。

店頭でB&Wを聴くと結構キツい印象があったんですが、このスピーカーは意外と穏やかです。
高域はむしろRoyal Menuet IIのほうが刺激的に感じる場面もあるくらいです。
それもやっぱり低域とのバランスの問題なんだろうと思います。

とにかく素直で鳴らしやすいですし、いろんな楽器の音色が思った以上に良くて、かなり気に入ってしまいました。
どうもしばらくはこのスピーカーがメインの座を奪いそうです。
当初はスピーカーを取っ替え引っ替えするだろうなぁと思って、わざわざスピーカーケーブルの端子をバナナプラグに交換しておいたんですけどねぇ。

それに伴って、いつものように細かく色々弄ってもみていますが、ちゃんとそれにも応えてくれて、なかなかやるなぁというのが正直な感想です。
こうなってくると805とかCMシリーズなんかも気になってきますが、そこはやっぱりプリアンプの更新が先かなと。
いずれにせよ、このDM303、価格だけを見て侮っていると、なかなかの実力を秘めたスピーカーだなと感じた次第です。

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