MacBSの日常生活的日記

オーディオ機材レビュー 番外編

いつもは私一人の勝手な思い込みで詰めていってるオーディオ機材ですが、弟や父親がしばらく滞在していたので、客観的な意見も聞けたこともあり、それを紹介することでそれぞれの機材の良さや別の視点からの感想になればと思い、記事にしてみることにしました。

ただし、二人ともAccuphase好き、そしてB&Wを愛用しているので、そこは客観的とは言いがたいですから、あえて避けておきます。
少しだけ挙げるとすれば父親はAccuphase C-280Lの完成度の高さ、弟はリビング側のオーディオの音の変化に驚いていました。
リビングについてはB&W Matrix 805を入れたのがおそらくいちばん大きくて、それを自作ラックやC-200L、そして先日導入したPhase TechのHD-7Aなどが固めているおかげでしょう。
C-280LはC-270V、C-200L、C-222と3台のプリを使い分けている父親からしても「憧れの存在」のようで、実売価格もそれなりに下がってきていることも含め、Accuphaseがあまり好きでない方でもフォノイコライザーなどはオススメできるのではないかと思います。

さて、いよいよ本題ですが、まず気になってたのはClearaudio Smart Matrix Professionalのようです。
自身も愛聴盤を持ってきてクリーニングしてあげましたが、私の感想と同じく、汚れが取れることは当然ながら、高域の歪が減って音に透明感が出ることに驚いていました。
機械そのものもそうですけど、OYAGのクリーニング液の効果が高いのでは?と推測していたようです。
いろいろ研究好きな父親ですから、「なんとかバキュームする方法がないかなぁ」と考えてみるみたいです。

続いて、意外な意見だったのが「ケーブルの違いが出ている」という父親の言葉でした。
正直、父親は機材が良ければケーブルなんてあまり頓着しないタイプ(違い自体は認めている)ですが、C-280LとMatrix 802S2導入でケーブルの違いもより顕著に表現できるようになった、と感じたのでしょう。
特にトーンアームケーブルについては「とても小さい信号を扱う場所」だからということもあって、PHONO-1.2 TripleC-FMのスゴさを体感していました。

また、XLRケーブルもCDプレーヤー比較の際に、AccuphaseのALC-10とACOUSTIC REVIVEのXLR-1.0 TripleC-FMをじっくり見比べてみたりしていました。
父親曰く「コストの面ではAccuphaseが頑張ってる」だそうで、たしかにヘタなケーブルに手を出すくらいなら機器メーカーのケーブルを選ぶのはハズレがないとは思います。
ただ鮮度の点など、前述のような「違い」を見せつけてくれるほどの違いが出ることもまた体感したようです。

ACOUSTIC REVIVEのクォーツアンダーボード「RST-38H」については「スピーカーの足元は大事だから」とのこと。
外して比較試聴するのはさすがにムリでしたが、以前、録音したファイルを聴かせてあって、それを聴いた印象としては「802は低域がややブーミーなのでは?」と感じていたようでした。
しかし、今回来たタイミングではRST-38Hが導入されていたこともあり、濁りや付帯音がなく、誇張のない音に満足していました。
反面、これは私が気づいたことですが、802は試聴時の耳の高さにシビアなようで、いつもの椅子でない高さで聴くとかなりバランスが変化します。
特に高めの椅子がNGでして、それならいっそのこと床に座って聴いたほうがバランスが良いようです。

それは今後の課題として、弟は「805より大きいからもっと低域が出ても良い」と感じていたようですが、父親の意見は違うようなのも面白かったです。
私が考えるに、RST-38Hを入れると低域が下(床方向)にではなく、前(直接音)に出てくるのでそれをどう捉えるかで違いがあるのだと思います。

お次はクリーン電源「PS-500」ですが、DP-75試聴時にクリーン電源の有無、それに電源ケーブルをAccuphase付属とPOWER STANDARD TripleC-FMの組み合わせで試聴してもらいました。
試聴ディスクの演奏がイマイチ気に入らなかったらしいのですが、クリーン電源を通すと「演奏がちょっと上手くなったように聴こえる」との感想が。
ヴァイオリンの音色の余韻が美しく伸びやかになるからではないかと思われます。
電源ケーブルもPOWER STANDARDにしたら、力強さが増し、クリーン電源と電源ケーブルでの違いもしっかり体感したようです。

反面、否定的だったのはQED Genesisで、「太いケーブルにバナナプラグとか、抜けやすくて良いところがない!」と厳しいご意見でした。
音自体に否定的なわけではないですが、短すぎるとか固すぎる、抜けやすい、などは本末顛倒という考え方で、たしかに私もそれは一理あると思います。
その点、ACOUSTIC REVIVEのケーブル類は単線を使ってあったりするものの、取り回しはかなりやりやすいものが多く、その点ではそうした部分への配慮もされていると感じています。

マグネットフローティングインシュレーター「RMF-1」については「水平がうまく出せるのか?」と心配していました。
ここも外して比較試聴してもらえば「一聴瞭然」なのですが、実際の出音は以前もちょっと聴いていて、その時とはだいぶ違いを感じていたようです。
まぁ、カートリッジがAccuphase AC-2になってたのもあるとは思いますが、ここでもトーンアームケーブルと合わせて大きな変化を感じていたみたいです。
ただ、SAECのトーンアームについては「セッティングが面倒くさくてオレには合わん」と言っておりましたが…。

最後に番外編で、意外と人気だったのが導通向上クリーナー「ECI-50」です。
弟がボリュームの接点不良で困っていたLXA-OT1や、DATデッキなどのクリーニングに活躍してくれました。
また、DP-70Vを接続してるXLR端子はしっかり清掃してたんですが、DP-75をつないだほうはクリーニングがいまひとつだったので、その差もしっかり出ていたようです。

全般的には「アクセサリにはあんまり興味ない」という父親や弟も、実際に体感してみるとその良さに気づく部分が多かったようです。
もちろん機材あってのアクセサリですのでバランス感覚も大事ですけど、機会があれば他の方のところや貸し出しなどを活用してみるのも良いかと思います。

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