MacBSの日常生活的日記

Audio Accessory No.153

Audio Accessoryの最新刊、No.153が5/21に発売になるようで。

例によってまだ公式に内容の発表がないんですが、Amazonに載った表紙を見てみると今回の特集は「ハイレゾ時代のアンプ選び」のようですね。
ハイレゾという言葉がひとり歩きして、無闇にハイレゾ対応を謳った製品が乱立しているような印象がありますが、製品にしても雑誌にしても売りやすいというのがあるんでしょうねぇ。
その大半は20kHz以上の超高域に対応して…みたいな感じですが、個人的にはどちらかと言うと文字通りのハイレゾリューションのほうに注力してほしいようにも思います。
ダイナミックレンジも当然大きくなるわけですから、アンプだとS/N比や歪率を追究するほうがまだマシかな。

ただ、いわゆるデジタルアンプの場合はまさにこの「ハイレゾ対応」というのが必要になるケースがあります。
フルデジタルであれば当然内部処理可能なサンプリング周波数に上限があるでしょうし、D級アンプではスイッチング周波数を帯域外に大きく押しやる必要がありますからね。
まぁ最近発売になってるオーディオメーカー製のデジタルアンプは大抵こうした部分をクリア済みではありますが、デジタルアンプのほうがハイレゾ対応に課題があるというのも皮肉なものです。

ちょっと嫌味っぽいところから入ってしまいましたが、恒例の付録CDは今回、「M・Aレコーディングスの世界」とのこと。
この「M・A Recordings」は1988年に日本で設立されたレーベルだそうで、修道院や教会のような空間で2本のマイクだけでワンポイント録音するのを信条としているんだとか。
収録内容にもよりますけど、オーディオチェック用にはなかなか良さそうなコンテンツですね。
さきほどのハイレゾとは相反して、こっちは音楽CDだというのも面白いところですし。

他にはハイCPスピーカーケーブルの記事などもあるようで、いつもの誌面といったところでしょうか。

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