MacBSの日常生活的日記

ATOLL DAC100

出張お土産というわけでもないのですが、ATOLLのD/Aコンバーター「DAC100」をゲットしてきました。

何台、DACを持てば気が済むの?という感じもしますけど、出物と出会い次第なんですよね。
以前からATOLLは気になっていて、CDプレーヤーをと狙っていたんですが出会ったのはこれだったという次第です。

これまで使っていたMicromegaのアンプと同じフランス製ということで、音色もその傾向かと思いましたが意外にもきっちり情報量の多い感じです。
手持ちのARCAMとは結構反対方向の味付けで、高域寄りの音のバランスかな。
ただ、さすがに年代の違いもあって情報量は圧倒的で、定位が明瞭でありつつ音の奥行きと押しやシャープさのバランスが非常に整っていて底力を感じさせてくれます。
これまではスピーカーの間に音場が広がる感じでしたが、スピーカー外側の辺りにまでそれが広がったように感じるほどの音場の広さが特徴的です。

現状はエージング不足なのか、やや高域の刺激が強い感じですが、その辺りはエージングとケーブル等のセッティングで調整していこうかと。
現時点でも音の純度と情報量、余韻の美しさは特筆モノですし。

DDCに関しては現時点、hiFaceを使っています。
DAC100にもUSB-DAC機能はありますが、PCM2706を使ったもので16bit/48kHzまでですからね。
hiFaceはどちらかというとちょっと荒い印象があるのですが、ここまで情報量があったのかとビックリしました。
逆にX-DDCは現状のDAC100の硬さが裏目に出るのか、純度ばかりに偏ってしまう傾向で今のところは相性があまり良くないようです。
(12/15 22:11追記)

チューニングを進めてみると、どうもhiFaceではARTIFACTな付帯音が乗るケースがあるようです。
以前から再生開始時に直前の再生音が残るという問題もあるのですが、なにかドライバがうまく動かない場合があるのか、DAC100との相性が悪いのかも。
ということで、DAC100ではX-DDCを使うことになりそうです。

なお、USB-DACが強化され、96kHzまで対応になったDAC100SEも近日発売らしいです。
個人的にはそっちよりもCDプレーヤーが気になりますけど、当分はDAC100のチューニングで楽しめそうです。

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