MacBSの日常生活的日記

ACOUSTIC REVIVE XLR-1.0 TripleC レビュー

ACOUSTIC REVIVEさんのご厚意により、以下の通り、大量の製品群をお借りしました。

YTP-6R
LINE-1.0X-TripleC-FM
XLR-1.0 TripleC-FM
XLR-1.0 TripleC-FM(1.4×1.8mm導体仕様)
XLR-1.0 TripleC(FMなし仕様)
RHB-20(2枚)

その中からまずはプリ-パワー間での使用を推奨していただいた特別仕様の「XLR-1.0 TripleC(FMなし)」から試してみました。
ケーブルの取り回し具合から推測するに、1.4×1.8mm導体バージョンではなく、通常の「XLR-1.0 TripleC-FM」をベースにファインメットビーズを未装着としたものだと思います。

オーダーメイドになると思いますが、ケーブルの表記もファインメットの記載が入っておらず、しっかり識別できるようにしている辺りのこだわりはさすがです。
なお、ケーブルは2芯シールドではなく3芯シールド構造となっており、緩衝材チューブには天然シルクチューブが使われていますし、シールド材にはフレキシブル・テフロン・コーティング鋼管が使われるなど、相当凝ったものです。
今回ご紹介する上位モデルではXLRプラグもプラグメーカーとの共同開発による、ケーブル接合部ネジ留め式のキャノンコネクターが使用されています。

凄すぎて恐ろしいくらいのケーブルですが、そのポテンシャルの高さも相当のものです。
これまではAccuphaseのSLC-10を使っていてそれなりに満足していましたが、音のキレが圧倒的に良いのがすぐに分かります。
SLC-10もかなり純度が高いほうだと思うのですが、それでもなお、もう数枚、膜が取れたような印象を与えてくれます。
とりわけ、ピアノを始めとした楽器それぞれの音の粒立ちが際立っていて、そこに音楽そのものの鮮度の高さを感じることができます。

あえてファインメットをここに入れないのはCD側にファインメット入りを使うから、ということで、ごく自然に、アンプの本来の性能を引き出してくれているようです。
キツさや、何処かを強調するところは皆無ですが、サウンドの厚みはこれまでよりしっかりしつつ、爽快さも保持されています。

3芯シールドによる完全バランス伝送も効いているのかもしれませんが、これまでよりもセパレーションが良くなったような感覚を受けます。
その上で、そうしたオーディオ的評価以前に、CDやレコードが録音されたスタジオやステージとの距離がぐっと一歩近づいたような、そんな生々しさを掘り起こしてくれるところに驚かされました。

そのお値段から、どうしても「高価過ぎる」という観念が先立ってしまうかと思いますが、たしかに私の環境でも以前の機材ではその良さをしっかり引き出すことはできなかったかもしれません。
そこはやはり機材とのバランスも重要だと思いますし、これだけのケーブルになれば世間の評判や勘だけで買えるようなものではないと思います。
そうした意味でも、ACOUSTIC REVIVEさんの無料貸し出しキャンペーンはとても有効だと思いますし、有償ながら「自宅クリニック」も実施していただくことが可能です。

掲示板を活用して相談することもできると思いますが、「機材が一段落してその性能をもっと引き出したい」とお考えの方の有力候補としてオススメできる製品群だということはハッキリと言えるかと思った試用でした。
次はファインメットビーズ装備ケーブル「XLR-1.0 TripleC-FM」の1.4×1.8mm導体仕様から、CDプレーヤーで試してみようと思います。

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