MacBSの日常生活的日記

Accuphase C-2420

Accuphaseから新しいプリアンプ「C-2420」が11月に発売予定だそうで。

父は今もC-270Vを使ってるんですが、これにフォノイコライザーがないので、新しいプリアンプを探してるんですよね。
ただ、さすがに現行のアキュフェーズは高過ぎますからねぇ。
それにフォノイコライザーユニットは「AD-2820」を別売りで増設する形態ですし。
以前、某オーディオショップで「今のオーディオ製品は10年前の3倍の値段になってる」と言われたことがありましたが、確かにそれに近いものがあるのかも。
中古は大抵、当時の1/3の価格にはなっていますから、それをトータルで考えると中古との差は9倍になっちゃう計算になります。
新しいもの好きな方には理解できないかもしれませんけど、オーディオ機器の場合は枯れた技術や今では作られていない部品も多く、言葉通りの部分もありますからねぇ。

ただ、当然、新技術もしっかり投入されていて、いちばん大きいのはボリューム周りでしょう。
今回の売りもAAVA方式ボリューム・コントロールで、可変抵抗体がなくてギャングエラーもないですし、ラインアンプとしてのプリでは、純度の高い音が期待できそうです。
それに、そもそも部品不足で、C-270Vあたりはもうボリュームの交換ができない状況らしく、そういう意味でも長く愛用するには良いのかもしれません。

それでもやっぱりフォノイコライザーが内蔵でないのはちょっと残念なんですよね。
AD-2820を単体で使えるようにしてくれたら最高なんですが、それをやっちゃうと古いプリアンプを使い続けられちゃうから無理なのかなぁとか、色々とメーカーさんの事情を考えてみたりしています。

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