MacBSの日常生活的日記

無料ハイレゾ音源 その2

うちのブログにしては珍しく長く人気の記事に「無料のハイレゾ音源を聴く」というのがあるんですが、さすがにだいぶ前の記事ということもあって最新の無料配信元を探してみました。

といっても意外と増えてはいなくて、個別に取り上げた「ゴールドベルク変奏曲」以降、それほど増えていない状況です。
どんどん進化・発売される機器に反して、そもそも無料ではないハイレゾ音源の配信サイトも思ったようには増えてないですからねぇ。

ただ、既存の配信サイトもそうした状況はわかってるようで、HDTracksとe-onkyoではサンプラーとして無料配信されています。
HDtracksのほうから紹介しますと、ユーザー登録が必要ですが、クラシックからポピュラーまでいろんな楽曲を集めた全10曲がダウンロード可能です。
サンプリング周波数は24bit/96kHzで、高音質盤で有名なCheskyの曲などが収録されています。
ただ、ちょっとデモ的な要素が強い楽曲が多く、わざとだと思いますが、やや逆相っぽい音像のものがあるのが気になりました。
Anne Akiko Meyersさんのバッハが楽曲的にも耳馴染みがあってオススメといったところです。

対するe-onkyo musicのほうの無料配信は最近リニューアルしてから始まったようで、楽曲は1曲のみですがDSDから24bit/192kHzのFLAC/WAV、さらには5.1chまで各種フォーマット形式で配布されており、動作確認的な位置づけでもあるのでしょう。
こちらは以前も紹介した2L Recordsのアルバムからチャイコフスキーの「フィレンツェの思い出」で、2L Recordsの無料配信ページからダウンロードできるものと同じかも。
試しに2chのDSDと24bit/192kHzを落としてAudirvana Plusで聴き比べてみましたが、うちの機材はDSDネイティブ対応ではないものの、DSDのほうがやさしくて良い印象でした。
PCMのほうはどうも硬い印象がしてしまうのはプラシーボ的なものでしょうかねぇ。
なお、こちらもe-onkyoへのユーザー登録が必要となります。

というわけで、まだまだあまり豊富とは言えないハイレゾ音源ですが、この他にもオーディオ雑誌の付録にも良く付いてきますので、情報収集ついでにそちらを入手してみるのも良いかもしれませんね。

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