MacBSの日常生活的日記

ステレオ時代 VOL.8

懐かしい機材を紹介してくれたり、中古オーディオを取り扱う、ちょっと珍しい立ち位置のオーディオ系ムック「ステレオ時代」のVOL.8が12/19に発売予定だそうで。

すでに話題になっていますが、今回は付録付きでして、それもNECのA-10シリーズの開発技術者が新たに設計したオリジナルのアナログアンプ「A-10 SG」のプリント基板が付いてくるというものです。
正直、プリント基板が付いてきても自分でそこから組み上げられる人は多くないようにも思いますが、基板だけならあまり大きなコストにもならないので、あくまでも誌面がメインで基板はオマケ的な位置づけだと考えると、わりと良いバランスといえるのかも。

なお、基板サイズはB5サイズのいつもの誌面に入る大きさで、組み上げるのに必要なパーツはすべて市販品で調達可能なものにしてあるそうです。
その制限下でA-10らしさを盛り込むため、以下のエッセンスが入っているとのこと。
基板自体が関与しているのはアースやボリューム周り、BTL対応くらいですけどね。

①リザーブ電源
②インデペンデントアース
③ボリュームを音楽信号が通らない回路
④BTL対応のパワーリニアリティ
⑤MGC(メカニカルグランドコンストラクション)

パーツのセット販売や、組み立てサービスも予定しているそうで、そのあたりはオフィシャルブログで告知されるようです。
設計者の萩原氏は港北ネットワークサービスに所属されているそうで、そこでリザーブ電源ユニットも販売してるそうですし、ここからの供給ということになるのかな?
12V3AのACアダプタでも動かせるそうですし、左右独立電源にもできるとのことで、A-10らしさをそこで追究するのも面白いでしょう。
ただACアダプタはどんなものでも結局、片電源ではあるわけで、その辺りがどういう風に処理されているのかも気になるところです。

また、誌面についてはまだ分からないようで、基板に興味がない方もたぶん結構いらっしゃるはずですし、そちらもいつも通り充実してると良いなぁ。
付録が付くととたんに手抜きになる雑誌もあったりしますが、ステレオ時代はこれまでも充実した内容でしたし、その心配はないと思いますけどね。

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