• 187月

    せっかくフォノイコライザーがMC対応したからと、ortofonのMCカートリッジ「MC20」を貸してもらいました。

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    現行モデルでいうと、MC Q20相当のカートリッジということになります。
    実際には今のQ20とは方向性がだいぶ違うようで、出力電圧は0.07mV、インピーダンスは3Ωと、フォノイコライザーに厳しいスペックです。

    C-200Vはハイゲインイコライザなので、やはりちょっと鳴らしきれていないのかな?と最初は感じました。
    ただ、消磁とヘッドシェル、リード線の交換をしたら、透明感がだいぶ出てきました。

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    さらに入力インピーダンスを10Ωから30Ωにしたほうが安定感があるようです。
    カートリッジとしては3Ωですけど、プレーヤーも古いですし、経路の抵抗もそこそこ高いのかもしれません。
    鳴らしづらいカートリッジであることは間違いありませんが、それでも使いたくなる繊細な表現力があります。

    当然もう新品では入手不可能ですが、MC Q20への針交換は可能ですし、Q20のほうがもう少し鳴らしやすそうですから、針が摩耗したらコレに変えるのが良いのかな?
    予算的にはMC Q5も気になりますし、オーソドックスに鳴ってくれるDL-103も魅力的だなぁと、借りている間に迷ってみたいと思ってるところです。

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    Filed under: Audio
    2016/07/18 12:00 pm | ortofon MC20 はコメントを受け付けていません

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