MacBSの日常生活的日記

SIGMA 35mm F1.4 DG HSM レビュー 日常写真編

みんぽすさんからお借りしているシグマの単焦点レンズ「35mm F1.4 DG HSM」が、ごく自然に使わせてもらっています。

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届いた当初、その恐ろしいほどのシャープさと描写の良さに感動しましたが、少し落ち着いた今でもその感覚は色褪せません。
前回も書いたようにカメラそのものを新しく買い換えたかのような性能アップを感じていて、わが家のD300でもまだ戦えるなぁと。

このレンズは本来、35mmフルサイズ対応ですから、APS-CのD300では有り余るほどの性能なのだと思いますが、決してそれは無駄というわけではなく、きっちり描写の差となって現れてくれていると感じます。
個人的に最近再燃しているオーディオでいえば、レンズはプレーヤー(本来の喩えでいえばマイクなのでしょうが)みたいな上流に位置するわけで、ここがしっかり良質なものであれば下流への基準となってくれると思うんですよね。

ただ、APS-Cで使うという点でいえば、シグマさんには「30mm F1.4 DC HSM」というAPS-C専用レンズも用意されています。
こちらも優秀なレンズだとは思いますが、単に描写だけを見れば、個人的には30mm F1.4 DC HSMより今回の35mm F1.4 DG HSMのほうが好きかな。
前者は標準レンズのレンズ構成だと思いますが、35mmのほうのそれは広角レンズとしてのものなんですよね。
価格差もありますしそもそもサイズがずいぶん違うのですが、私ならカメラ本体を35mmフルサイズに買い換えるのを我慢してでも、35mm F1.4 DG HSMをチョイスするかな。
もちろん将来的に35mmカメラに買い換えてもそのまま使えますし。

ただし良いところばかりというわけではなく欠点もあって、やっぱり重いんです。
665gというのは数字でいえばさきほどの30mmの435gと比べても大した違いではないんですが、D300の825gと合わせると1.5kgほどの重さになります。
以前ならこのくらいは全然大したことがなかったんですけど、最近はすぐに辛くなってしまうのもあって、お散歩撮影に気軽に持っていける感じではなくなります。
こればかりは性能追求する上でいかんともしがたいところだと思いますし、その描写を一度見たらその辛さなど吹き飛んでしまうのですけどね。

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