MacBSの日常生活的日記

LAN-W300N/DRのスピード検証

みんぽすさんからお借りしたロジテックの無線LANルータ
LAN-W300N/DR」は802.11nに対応していますので、速度向上が
どの程度のものか、チェックしてみました。

このレビューは「みんぽす」の無償商品貸出しを利用して書かれています。(詳細は末尾で)

ただ、前提として書いておかなければいけないのは、うちの
ブロードバンド回線はイーアクセスのADSLですので、ルータを
介さない状態でも、20Mbpsにすら達していません。

ですから、これまで使ってきたBUFFALOの802.11gのルータ
「WHR-G54S」でも性能的には十分である可能性がある点は
了解いただいた上での検証とお考えください。

まずは、iMacでBUFFALOのルータでの速度を測ってみます。
測定には「ブロードバンドスピードテスト」を使いました。

[ BUFFALO WHR-G54S ]
下り受信速度: 9.7Mbps(9.75Mbps,1.21MByte/s)
上り送信速度: 1.0Mbps(1.03Mbps,120kByte/s)

で、早速、ロジテックでも計測してみます。

[ logitec LAN-W300N/DR ]
下り受信速度: 10Mbps(10.8Mbps,1.35MByte/s)
上り送信速度: 1.0Mbps(1.02Mbps,120kByte/s)

この遅い環境でも若干の速度向上が見られますね。
上りに関しては、安いADSLコースということもあって、回線側の
制限でしょう。

これで終わりでは面白くないですから、さらに速度向上を狙って
色々とチャレンジしてみました。

ジャンボフレームについては、そもそもAirMacでは項目がなく断念。
ファイアウォールも速度への影響はないようです。
逆に言えば、ファイアウォールの性能が良いということでもありますね。

そして、チャンネル幅をデフォルトの20MHzから「Auto 20/40MHz」に
変更してみました。
これを変更しないと、802.11nのフル性能は出ないらしいです。


チャンネル幅の設定 posted by (C)MacBS

[ logitec LAN-W300N/DR(Auto 20/40MHz) ]
下り受信速度: 11Mbps(11.2Mbps,1.41MByte/s)
上り送信速度: 1.0Mbps(1.06Mbps,130kByte/s)

おお、ちょっとですが、スピードが向上しましたね!
回線が速ければ、もっと効果が出そうな項目です。

さらに、ここからはルータとは関係なくなりますが、RWINも
調整してみます。
下のサイト様の情報をもとに、RWINを調整したら、さらに
速くなりました。
http://masa-p.petdoge.com/modules/d3blog/details.php?bid=255

[ logitec LAN-W300N/DR(Auto 20/40MHz, Scale values=4) ]
下り受信速度: 19Mbps(19.1Mbps,2.39MByte/s)
上り送信速度: 1.0Mbps(1.02Mbps,120kByte/s)

ここまでくると、BUFFALOの頃と比べて9割くらい速くなって
いますから、快適度もかなり違ってきます。
ルータだけの効果ではない部分もありますが、ルータがボトルネックに
ならないという安心感だけでも、ずいぶんやる気が違ってきます。

ただ、デフォルトのチャンネル幅が20MHzになっていたり、
RWINの設定ツールは付属していないですから、ここまでチューニング
できるかは、知識や努力の差も出てくるかも。

かんたんチューニングツールなどが付属していると、もっと便利かも
しれませんね。
まぁ、あまりチューニングしすぎると、不安定になってしまう
可能性もありますけれど。(^^;

ということで、我が家の遅い回線でも、かなりスピード向上に
貢献してくれることがわかった、スピード検証でありました。

Logitec 無線LANルータ 300Mbps 11n プリンタ共有 LAN-W300N/DR
ロジテック 2009-10-28

by G-Tools

このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」が無償で提供しています。本レビュー掲載は無報酬です。
また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

モバイルバージョンを終了