MacBSの日常生活的日記

ハルフウェイ

先日、映画「ハルフウェイ」を観ました。

北川悦吏子さんの初監督作品ですが、プロデューサーの岩井俊二さんの色が
だいぶ出ていましたね。
小樽や石狩が舞台で、なんとも甘酸っぱい青春の日々が広がります。
特に北乃きいさんは等身大の高校生を演じられていて、わがままだなぁと
思いつつも、あの頃の純粋さを思い出させてくれました。

「ハルフウェイ」というタイトルは”halfway”という単語から来てるようですが、
そのあたりも映画の中で、ほのぼのとしたワンシーンで取り上げられています。

ある意味、とてもたわいのないことで最初から最後まで進んでいきますから、
「なんじゃこれ?」と思う面も確かにあります。
特にラストシーンは「え?これで終わるの?」という感じですし。
そこが邦画らしいといえばそうですが、もうちょっとスッキリしたかったかなぁ。
ただ、それだけにあの漂うような独特の感覚をもう一度味わいたくなって
また見返したくなるのかもしれません。

あと、北海道の自然のおかげもあるのかもしれませんが、映像はとても
きれいです。
ただ、各シーンがちょっと唐突に切れる感じがあるかなぁ。
それがまた独特の雰囲気を生み出しているのかもしれませんけど。

仲里依紗さんが出ているから、というわけではありませんが、「時をかける少女」の
アニメ版や実写版が気になってる方にオススメかな?

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