• 274月

    先日、松坂屋カメラさんで「研究用」として置いてあったPENTAXの
    一眼レフ「Electro Spotmatic」こと、PENTAX ESを買ってきました。

    実画像サイズ 640 x 432 ( 65 kB )
    Exif 情報
    モデル名 NIKON D70
    ISO 感度 / 露出補正値 1600 / 0.0
    露出時間/絞り 1/25 秒 / F 2.8
    露出補正値 0.0
    焦点距離 (35mm 換算) 50.0 mm (75 mm)
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    さすがに研究用というだけあって、結構いろんな不具合がありました。

    まずはシャッターが全く切れません。(笑)
    これはWebで検索して、幕の巻き上げ軸あたりのギアが固着気味
    になってるのが原因というのがわかって、分解清掃したのですが、
    それでも完全には治りませんでした。

    仕方ないので、無謀にもCRCにて、幕の巻き上げ軸の奥のほうにも
    注油してみました。
    もちろん少量ですが、これでなんとか復活してくれました。
    まぁ、実際はもろもろ端折っていて、結構大変でしたけれど。(^^;

    で、お次はレンズのカビです。
    これはある程度は分解できたのですが、肝心の前玉部分が
    どうしても取れません。
    まぁ、前玉なら写りに影響も少なそうですし、そう多くはないので
    とりあえずこのままにしておくことにしました。

    そして、最後は露出計のずれです。
    CdSが劣化してるのか、ISO100で適正にしようとすると、ISO1600に
    しないと合いません。

    それもちょっと困るので、底蓋を開けたところにある半固定抵抗を
    動かしてみることにしました。

    実画像サイズ 640 x 432 ( 83 kB )
    Exif 情報
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    1番が露出計のふれに関係するのは、比較的すぐにわかりました。
    ほんとに微妙な調整が必要で、他のカメラと見比べながら合わせました。

    でも、これだけだと露出計は適正なものの、実際のシャッター速度は
    以前のままです。
    そこで調整するのが2番の半固定抵抗です。

    シャッター速度が直に変わりますから、ここはもう勘ですね。
    他のカメラの幕の開き具合や、マニュアルシャッターのスピードと
    音や光の通貨具合を見ながら、合わせました。

    まぁ、これでとりあえずはISO設定は補正なしで使えるようです。
    あとは実写で確認するしかありませんね。

    電子化の走りのカメラですが、まだまだ機械的な部分も多いし、
    電子回路というより電気回路という風情なので、理解しやすかったし
    勉強になりました。

    いつもこんなに手間のかかるカメラばかりでは困りものですが、
    たまにはこういう修理三昧も楽しいものでした。

    関連エントリー:

    Filed under: OurCamera
    2007/04/27 11:45 pm | 4 Comments

4 Responses

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  • shigechan Says:

    MacBSさん、こんにちは。

    ESは高くて買えない!と思っていた点で、思い出深いカメラです(^^ゞ
    しかし、カメラの修理で”本”が一冊書けそうですね~。今回も実際は大変
    だったようで、お疲れさまでした。

    マイクロディスク型と呼ばれていた懐かしいTr:2SC183と、もう一種類は
    2SA542でしょうか。2SC183は汎用TrでFMの中間周波増幅位まで使用
    出来たと記憶してます。今も183は販売されているようです。

    本体の方がうまく調整出来ているといいですね。

  • MacBS Says:

    shigechanさん、コメントありがとうございます。

    ES、1971年でレンズ付き82000円ですか。
    Nikon F2よりも高かったんですね!

    最近は要修理のカメラが多くて、カメラが趣味なのか
    修理が趣味なのか、わからなくなってきました。(笑)

    結果を書くと簡単なんですが、そこまでの試行錯誤に
    時間がかかりますね。
    Webで情報公開されてると、ほんとに助かるので、
    私も少しは貢献しようと写真を載せてみました。

    フレキシ基板などない時代ですから、大きな基板を
    底板のところに配置したんですね。
    絶縁にもかなり気が配ってあって、いまでもああやって
    ちゃんと対処すれば、金属製のカメラも作れるのに、
    と思ってしまいます。

    撮影は今日から少し始めてみました。
    GW中には撮り終えると思います。

  • shigechan Says:

    ども、お早うございます。

    1971年と言えば私は中学坊主でした。その当時に?82,000なんてお金が
    出てくる道理がないですね(^^)
    基板の厚みがあるのは、仕方ないでしょうね。その厚みとか、電池室の配置、
    絶縁対策などもあって、ESの底蓋は他の機種よりも厚ぼったくなったのかと、
    何となく納得しました。

  • MacBS Says:

    shigechanさん、コメントありがとうございます。

    1971年だと、私は3歳です。
    当時は父がオーディオにハマっていて、システム全体で
    たぶん同じくらいの金額はかけていたようです。

    私が意識し始めたカメラというと、OM10やAE-1あたり
    からですね。
    一応、カタログをもらってきたような記憶があります。

    これらは1979年くらいですから、これでやっと
    中学に入った当時ですね。

    ES、今のところは順調に動作してくれてるようです。
    早く撮り終えたいところですが、ちょっと風邪を引いて
    しまいました。
    GW中に撮り終えられればいいですね。