• 1111月

    上海問屋から無線LAN対応のポータブルハンディスキャナー「DN-10050」が発売されています。

    いつものように実際の製造元を調べてみると、どうやらmustekという台湾のメーカーの「iScan Air Go」みたいですね。
    同社には据置型の「iScan Air」というのもありますが、今回のはそのハンディタイプで単4電池4本で動作するとのこと。
    手で原稿をなぞってスキャンするので本をバラしたりせずに手軽に読み取れるのは良いですね。
    カラーCISなのである程度平坦である必要があるかと思われますが、300dpiでA4サイズを4秒、600dpiで12秒ほどで読み込めるそうです。

    Wi-Fi対応ですから読み込んだ画像はそのままスマートフォンやタブレットに送り込むこともできます。
    iPadやMac、Androidなど、アプリがきちんと揃ってるのも良い点ですね。
    なお、スマートフォンやタブレットではJPEGでの読み込みとなり、MacやWindowsではJPEG/PDFの両方で書き出せるそうです。

    さらに転送もせず、本体内に入れたmicroSDに保存するスタンドアロンスキャンモードもあるんだとか。
    電池なしで153gほどだそうですから気軽に持ち歩くこともなんとか出来そう。
    バッテリー寿命はスタンドアロンでA4を400枚、Wi-Fiモードで230枚(いずれも300dpi時)とのことですから、意外と電池も大丈夫そうです。
    本格的に使うなら充電池での運用が必要そうですけどね。

    ちなみに似たような製品として、TECからhidescanProks、YASHICAからはHS-420Wというのが出ていてお値段も同じような感じです。
    こっちだと電源が単3電池2本でOKだったり、解像度が最大900dpiだったりします。
    また、こちらはアプリを使う方式ではなく、スキャナ自体が簡易ファイルサーバーになるタイプですので、microSDにあらかじめ保存しておいた文書や音楽、動画なども対応アプリで閲覧や再生可能という副産物的な機能もあって、多機能に使いたい方にはこっちが良いかもしれません。

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    Filed under: Electronics
    2013/11/11 7:00 pm | 上海問屋 DN-10050 はコメントを受け付けていません

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