• 053月

    ニコンからAPS-Cサイズの素子を使ったコンパクト「COOLPIX A」が発表されました。

    各社から大きめの素子を使った機種が登場してますけど、ニコンの場合はミラーレスで1インチを使ってるので、ある意味、逆転現象が生じることになりますね。
    APS-Cのほうが素子自体はデジタル一眼で使い慣れているでしょうけど、レンズ設計は大変でしょう。
    今回は単焦点で、28mm相当 F2.8という内容です。
    往年のニコンファンからすると、ニコンミニを彷彿とさせる感じですが、見た目はずっと高級感があります。
    重さはバッテリーを入れても300gを切っていますが、重さで言えばニコンミニのほうが半分くらいですけどね。

    また、シンプルなレンズを目指したというのもあるのか、手ブレ補正は搭載されていません。
    大きな素子ですから感度で稼ぐこともできるでしょうし、ストイックな使い方が想定されるでしょうから、そこは良いまとめ方なのかなと思います。
    実質的なライバルはFUJIFILMのX200、ライカのX2、そしてSIGMA DPシリーズあたりでしょうが、こうして見ると一歩抜きん出たコンパクトさだと感じます。
    実売10万円ちょっとくらいからのスタートのようですから、むしろ、価格面ではミラーレスのほうが競合になるのかもしれませんが、この仕上がりなら結構な人気機種になりそうな予感です。

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    Filed under: DigitalPhoto
    2013/03/05 9:00 pm | COOLPIX A はコメントを受け付けていません

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