• 037月

    TEACの直販サイト「ティアックストア」で無償貸出キャンペーンが実際されていたので、スーパーウーファーの「SW-P300」をお借りしてみました。

    TEAC SW-P300

    ちなみに無償貸出は2週間で、太っ腹なことに行き帰りの送料もTEACさんが負担してくださいます。
    現時点ではSOLD OUT状態になっているものがほとんどですが、おそらく今後も定期的に入れ替わったり、返送されて在庫復活すると思いますから、試してみたい方は要チェックかと。

    TEAC SW-P300

    中の書類を見ると本来は送付専用ケースに収納されて送られてくることを想定しているようですが、私のところには製品と同じ梱包で届きました。
    もしかしたら、ブログで紹介する旨をお伝えしたからかな?

    TEAC SW-P300

    200mmのウーファーを搭載したスーパーウーファーで、同社のS-300HRなどとの組み合わせを想定していると思いますが、カットオフ周波数は40~200Hzで可変となっていますから、大抵のブックシェルフスピーカーと組み合わせることができます。
    アンプはICEpower社製50ASX2-SEをBTLで使ったものが内蔵されていて、スーパーウーファーへの入力はラインおよびスピーカー出力からの双方に対応しています。

    TEAC SW-P300

    本来であればRCAで接続するほうが良いと思いますが、うちの機材にはサブウーファー出力なんて洒落たものはなく、PRE OUTも1系統なので、スピーカーケーブルで接続しました。
    本機にLINE OUTが用意されていると便利なのになぁと思いましたが、あえてこの端子構成にしたのは接続面の配置も関係しているのかもしれません。

    というのも本機は2通りの置き方ができるようになっていて、その一つが最初の写真のようにウーファーを正面に向けるものです。
    この場合、電源コネクタも含めた操作面は本体底になります。
    そこそこ長めの足が付いていますが、バナナプラグや固めのインターコネクトケーブルなどだと、ケーブルやプラグを破損してしまう可能性があります。

    TEAC SW-P300

    操作面を背面にすることもできますが、そうするとウーファーが底面という形になります。
    地をはうような重低音を再現したい場合には、こちらも良いかと思いますが、個人的には正面にウーファーを向けたほうが定位の向上も感じられ、好印象でした。
    音質的にはスピーカーケーブルでの接続でも特に問題ないように思いましたが、正直、底面だと操作もしづらく、カットオフ周波数やボリューム調整、位相切替などがやや面倒でした。

    TEAC SW-P300

    本体は鏡面仕上げの美しいもので、借り物ということもあり、傷が気になるので、しっかり確認して操作したい時のために、下にマットを敷いておき、90度倒しては変更、というような使い方になってしまいました。

    TEAC SW-P300

    そんな感じで接続を終えたら、まずはDALI Royal Menuet IIで試聴です。
    音はタイトな感じで、スピーカーやアンプとの相性はあるかもしれませんが、今回使ったメイン側のアンプはD級アンプだったので、つながりは非常にナチュラルでした。
    ボリュームを上げれば、がんがん効いてます!という感じもできるでしょうが、むしろ絞りめにすることでスーパーウーファーの存在を薄めにコントロールできるのは良いところだと感じました。

    スーパーウーファー追加による効果については、スケール感の拡大という方向性ではなく、純粋に帯域の拡大という傾向なのはちょっと意外でした。
    どちらかと言うと、それよりもむしろ定位が良くなる点にメリットを感じます。
    ただ、非常に神経質に聴きこむと位相が揃っていないように感じる部分もあり、セッティングは結構シビアに追い込む必要がありそうです。
    なお大雑把な位相に関しては、本体のスイッチで逆相に切り替えることができます。

    ちょうどタイミング的に大型のトールボーイを導入したところだったので、これ単体と比較してみると、帯域としてはしっかり出つつも、あっさりした印象で、やや豊潤さに欠ける部分もあるかもしれません。
    ただそこは、ウーファーを下向きにすると印象が違ってくる可能性もあるでしょうし、ボリュームを上げて量感を増やしてあげても良いのでしょう。

    続いて、スピーカーをB&W DM303に変更してみました。
    こちらは位相を反転させたほうが定位が安定するようでした。
    ウーファーの後継が少し大きいのもあって、DALIほど効果は大きくないですが、こちらでも確実に効いているのは分かります。
    音の相性としてはDALIのほうが繋がりが良いかなと思いますが、汎用性はかなり高いと思います。

    TEAC SW-P300

    なお、聴感でやや「スーパーウーファーを付けましたよ」というギリギリのラインで設定した時のボリュームとカットオフ周波数の位置は上の写真のようになりました。
    周波数の目盛りが数値に換算しづらいですけど、おおよそメインスピーカーのf0くらいにすれば良いのではないかと思われます。

    2.1chというのはピュアオーディオ的に見てどうかな?と半信半疑でしたが、省スペース、省電力でお気に入りのブックシェルフを強化できる点では、かなり有望な手法だと感じました。
    今回は偶然のタイミングで、物理的に大きいスピーカーと比較する形になりましたが、音の厚みなどではやはりどうしても差は出てくるでしょうけれど、定位の向上や歪の少なさなど、最新のサブウーファーならではのメリットも感じ取ることができました。

    最後になりましたが、貴重な機会をご提供いただいたTEACさんに感謝したいと思います。
    どうもありがとうございました。

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    Filed under: Audio
    2016/07/03 12:00 pm | TEAC SW-P300 レビュー はコメントを受け付けていません。

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