• 159月

    TANNOYから懐かしのスピーカーにインスパイアされたスピーカー群「LEGACY」シリーズが本日発売だそうで。

    3モデルありますが、なんといっても懐かしく感じるのはARDENです。
    私がリアルタイムで聴いたのはたぶんArden Mk-II(1979年)くらいだと思いますが、当時はまだ若かった(中2くらい)ので「高域が出てねぇ」という感想でしたが、それでもクラシックでの独特のニュアンス再現は魅力的でした。
    バランスとしては38cm同軸のARDENより、30cm同軸のほうがバランスが良いように感じましたが、それがCHEVIOTだったのかなぁ。
    あとはBuckingham Monitorなんかにも憧れた記憶があります。

    ただ、お値段を見ますと今回のLEGACYシリーズのARDEN(名前が同じだから面倒)は1台60万と、かなりの価格です。
    当時は20万円くらいでしたので、やっぱりだいぶ上がったなぁという印象が先に立ってしまいます。
    中古でもわりとお手頃なお値段で見かけますし…。
    物価から考えてもできれば50万くらいになってほしかったですが、今や38cmなんてスピーカー自体が珍しい時代だから仕方ないところもありますね。

    見た目はソックリでもユニットはエッジから磁気回路、ボイスコイルまで全く違いますし、今はコンピュータ解析による設計ができますから、実際の出音はずいぶん進化していると思われます。
    周波数特性だけ見ても高域はどれも30kHzまで伸びていて、時代の違いを感じます。
    ノスタルジーと現代的な音のバランスがどうなっているのか、ちょっと気になるところです。
    古い方のARDENとかAUTOGRAPHなんかも、今聴いてみるととても落ち着く音で、場所が許すなら使ってみたいなと思います。

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    Filed under: Audio
    2017/09/15 12:00 pm | TANNOY LEGACY はコメントを受け付けていません

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