• 1310月

    SENNHEISERからロングセラーモデル「HD 650」の後継ヘッドフォン「HD 660 S」が11月中旬に発売されるそうで。

    HD650と同じオープンエアタイプですが、わりと大きな改良ポイントとしてはインピーダンスが300Ωから150Ωと扱いやすい設定に変わってるところかと。
    私はHD598を選んでしまい、あとでリケーブルのしやすさなどから「もうちょっと欲張ってHD650にしとけば良かったかなぁ」と思うこともあるのですが、HD598購入時には両方を試聴してその上でHD598のほうが相性が良いと感じた、というのもあったんですよね。
    試聴には当時使っていたポタアンやiPodなどを使ったはずで、それらでは300ΩのHD650は実力を発揮できなかったのでしょう。
    オープンエアを持ち歩くのはなかなか難しいと思いますが、最近の高級DAPをそのまま自宅でも使っている方は多いはずで、その場合にも150Ωのほうが鳴らしやすいでしょうし、据え置き機器に付属のヘッドフォンアンプも必ずしも力があるわけではないですから、順当な設定ではないかとも感じます。

    もちろん単純に低インピーダンス化したわけではなく、ボイスコイルをアルミ製にしたり、歪みの低減を図っているようです。
    左右のユニット誤差も減らして精度はますます高まっているみたいですし、リケーブルに関しても自社で4.4mm/5極のケーブルを用意するなど、かなり力が入っています。
    気になるお値段は55,000円前後だそうで、まだまだ高止まりのHD650と比べてもそう値上がりするほどでもなさそうです。
    私の使い方だとオープンエアはPCM-D100の録音チェック用くらいにしか使えない状態ですし、買い換えるということはなさそうですけど、B&Wとはまた違った、しっかりしたサウンドを聴かせてくれる点では気になる存在です。
    ただし、私の据え置き機はヘッドフォン端子が皆無ですので、いくら150Ωになったとはいっても、まずはそちらを何とかするための「ヘッドフォンアンプ」から考えないといけませんけどね。

    (当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。)

    Filed under: Audio
    2017/10/13 12:00 pm | SENNHEISER HD 660 S はコメントを受け付けていません

Comments are closed.