• 176月

    PioneerからUSB-DACヘッドフォンアンプ「U-05」が7月上旬に発売されるそうで。

    これまではどちらかと言うとネットワークプレーヤーに注力していた印象がありましたが、ここで方向転換でしょうか。
    他社もUSB-DACからネットワークプレーヤーに、ネットワークプレーヤーからUSB-DACに、という動きは多いですね。
    両者はそれぞれ長所短所あるので並行でも良いとは思いますが。

    内容的にも最近出していたモデルとはなんとなく趣きを異にする部分を感じるもので、105,000円という価格設定からして当然とも言えるのでしょうが、内部は国産部品が多めになっています。
    コンデンサーは日本ケミコンSMGが見えますし、takamisawaのリレーも大量に載っています。
    背面を見ると製造自体はMADE IN CHINAですけど、今はもうこれは仕方ないところなのでしょう。

    DAC部分もESSのES9016を2基使ってあるという内容です。
    そもそもES9016が8chあるんですが、これを並行使用することでS/N向上やD/A変換精度を高めているようですね。
    これまでもAVアンプやレコーダーなどで使ってきた実績はあるようですから、そういう意味ではその延長線上とは言えるのでしょうけれど。
    なおUSB-DAC部分は32bit/384kHzまでのPCM、5.6MHzのDSD対応で、これ以外に同軸・光・AES/EBUのデジタル入力も持っていてこちらは24bit/192kHzまでとのこと。
    ただ、32bit/384kHzまでアップサンプリングする「オーディオスケーラー」機能も搭載しているそうです。

    さらにバランス駆動にもこだわっていて、ライン出力はもちろん、ヘッドフォン出力もXLR3タイプとXLR4タイプの両方のヘッドフォン端子を用意してきてあります。
    時流的に大型のヘッドフォンはこれからバランス駆動に行くのはおそらく間違いないと思うので、ここは正しい選択だと思いますね。
    もちろん、ES9016の2基採用も全体をバランス構成にしたいがゆえでしょうし。

    この他、デジタルフィルタにパイオニア独自のパラメータの「SHORT」があったり、DACのロックレンジ精度を調整可能にしてユーザー環境に応じてジッターと安定度のrバランスを図れる「ロックレンジアジャスト」機能もあるなど、かなりマニアックない内容です。
    先日、先行展示で発表されたUSBスピーカー「ISS-C270A-S」もずいぶん思いきった仕様だなぁと思いましたが、どことなくOlasonicのテイストを感じるのは気のせいでしょうか?
    任天堂向けの「ISS-200A-W」は技術協力と明記されていましたが、いずれにしても「このままではダメだ」という意気込みを感じる製品が出始めたなという印象は受けています。

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    2014/06/17 12:00 pm | Pioneer U-05 はコメントを受け付けていません。

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