• 127月

    先日、フォロワーさんにレコードを送っていただきました。

    そのお礼というわけでもないのですが、うちでクリーニングした状態の再生音を聴いてもらうのも良いかなと思い立ち、軽く録音してみることに。
    当初、機材は以下の構成でやってみました。

    Cartridge : Accuphase AC-2
    Analogue Player : MICRO BL-99V + SAEC WE-407/23 (Grace PE-16)
    Pre Amplifier : Accuphase C-280L
    Clean Power Supply : Accuphase PS-500
    Recorder : SONY PCM-D100

    我が家ではいつもの構成で、レコードプレーヤーとプリアンプはクリーン電源から電源を取り、PCM-D100は家庭用電源からACアダプタ経由で24bit/192kHzにて録音しています。(念のため、デジタルリミッターはOnです。)
    以前もこれで何枚か録音してCDにしていますが、PE-16導入のおかげか、ノイズはだいぶ減っていますね。
    ただ低域はもうちょっと出ても良いのかなぁという気もしましたが、盤の違いもあるのでなんとも言えないところです。
    カートリッジによる差はほとんどなかったから、PCM-D100のLINE INにつないでいるステレオミニ-RCAケーブルが原因かも…。

    ここまでやってみたところで、どうせならフォロワーさんもお使いのDL-103でも録音してみようかという気分に。
    それもボロンカンチレバーに交換されたもの、そしてごく普通のオリジナルの双方でやってみました。
    音源は著作権の都合で掲載するわけにはいきませんから、曲冒頭部のほぼ同じ位置の周波数特性を掲載してみましょう。

    見たところ、思ったより違いはなくて意外とどれもうまく調整されてるのかな、という感じです。
    Accuphase AC-2がなかなかセッティングにシビアでして、サエクのトーンアームだとラテラルバランスが微妙に変わっただけで位相や定位の具合が変わってしまうんですよねぇ。
    グラフでもわりと分かりやすいのはAccuphase AC-2がやっぱり高域が伸びていて、ボロン改、オリジナルと徐々に高域が落ち込み気味といったところでしょうか。
    最外周の曲を録音してコレですので、内周だともっと差が広がる可能性が高いでしょう。

    また歪みやセパレーション、情報量など、やっぱりそれなりに違いがあるなと感じます。
    実際、FLACにして保存してみても、AC-2は201.9MB、DL-103ボロン改は195.4MB、DL-103オリジナルは193.3MBとファイルサイズに差が生じています。
    FLACの可逆圧縮サイズがイコール情報量の差とは言い切れませんが、聴感上の情報量の差の傾向と一致しているのは面白いところです。

    DL-103ボロンはもうちょっと期待していましたが、録音したものをモニターしてみた感じだと、オリジナルにちょっとお化粧した程度に留まっているようにも感じます。
    また、オリジナルのDL-103は100Hz以下がやや強めになっていて、音傾向としてはボロン改がAC-2にちょっと近い方向性になってるのが伺えます。

    実際にはそれぞれのリード線、ヘッドシェルも違いますし、針圧からラテラルバランスまで微調整しきれているわけではありませんが、実際のレコード再生では気軽に聴き比べできないので新鮮な体験ではありました。
    反面、わりと優秀と言われるPCM-D100でも録音してしまうと本来のレコードの鮮度はだいぶ失われてしまうものだなぁとも痛感しました。
    ステレオミニケーブルはやっぱり再考の必要があるのかもしれませんね。

    関連エントリー:

    Filed under: Audio
    2017/07/12 12:00 pm | No Comments

Leave a Comment

Please note: Comment moderation is enabled and may delay your comment. There is no need to resubmit your comment.

重要! スパム対策のため、下の計算の答えを書いてね。

3 たす 7 は?
Please leave these two fields as-is: