• 109月

    Olasonicから満を持してハイレゾ対応パソコン向けパワードスピーカー「TW-S9」が10月下旬に発売されるそうで。
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    開発中という噂だけは耳にしていたんですが、予想外(もちろん良い方向に)のところが結構あって、さすがOlasonic流だなと感じる仕上がりです。
    まずいちばん「お!」と思ったのはユニットの同軸配置です。

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    DigiFi付録の予告を見た時に「今度は2wayで来るんだな」と想像していましたが、同軸配置とはまさに予想外でした。
    6cmコーンのフルレンジと2.5cmソフトドーム・トゥイーターの同軸2ウェイユニットで、45kHz以上の再生に対応したとのこと。
    DigiFiのユニットとはまた違って、一体化された構造なのも自作とは違う路線で、タマゴ型のエンクロージャーと合わせ、製品ならではの完成度を感じます。

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    もうひとつ、あえてUSB3.0の電流供給に対応させ、USB3.0接続時は最大12.5W+12.5Wにしているのも拘りだなと。
    ハイレゾ対応は24bit/96kHzまでですので、それだけであればUSB1.1ですらOKなわけですが、USB1.1からUSB2.0、そしてUSB3.0にまで自動判別で対応させるあたり、SCDSを生かしつつ、バスパワーでも最大限の実力をと取り組まれたようです。

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    他にもパッシブラジエータが70mmに大きくなっていたり、待望の本体ボリューム、そして私もお願いした記憶のあるライン入力が装備され、パソコン向けをメインとしつつも幅広い用途に使える内容になっています。
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    その分、TW-S7からは上位モデルという位置づけになって、店頭予想価格は23,630円(税込)程度となる見込みだとか。
    ライバルがなんとなく分かる気がする価格帯ですが、2010年に発売されたTW-S7から、これまでのノウハウが全て詰め込まれて、まさに満を持したモデルですし、音質にはかなり期待できそうです。
    ぜひ試聴&レビューしたいなぁと、ここでアピールしておこうと思います。(笑)

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    Filed under: Audio
    2015/09/10 7:00 pm | Olasonic TW-S9 はコメントを受け付けていません

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