• 096月

    手持ちのカートリッジが軽く10本を超えていて、Accuphase AC-2をメインとしてDL-103ボロン改をサブにしていますから、これで十分なんですが唯一の心配事がどちらも針が折れたら入手困難という点です。

    そこで、現行品の中から選ぶとしたらどれだろう?と考えてみることにしました。
    手持ちの中にもortofonなど現行のものもあるのですが、メインを張れるかというとやや不満も残るというのが正直なところです。
    無難なのはMC-Q30Sあたりなのですが、どうもオルトフォンと相性が良くないみたいですから他のメーカーを探してみました。
    ただ最近のものはとても高価なものも多いですし、一応予算は10万円くらいに設定しました。
    #それでも十分高価ですけれども…。

    一番最初に浮かんだのがZYXで、R50 Bloom3くらいが該当クラスでしょうか。
    アルミ系のカンチレバーというのがやや寂しいですけど、Accuphase ACシリーズの開発者とされる方が興したブランドですし、私との相性はたぶん良さそうです。
    Ultimate 100ならカーボンで、さらに面白そうですけどお値段がどうしてもお高くなってしまいますねぇ。
    IKEDAも9TSならさほど高くないようですが、以前ほど尖った設計ではなく、オーソドックスなアルミ系ですね。

    次に浮かんだのはBenz MicroでACE SLクラスなのでしょうけど、どうも最近は入手しづらいようです。
    なんとか手に入れたとしても針交換が継続してできるか、という部分に不安が残ります。
    そこが厳しいと中古から選ぶのと大差ないような事態になってしまいますし、むしろオルトフォンなどの中古なら現行製品に「針交換」できますからね。

    Clearaudioは高価なイメージでしたが、Concept MCならそこそこのお値段で、カンチレバーもボロンだとか。
    聴いてみたことがないので音傾向が掴めてないのが難点ですから、一度プレーヤーも含めて試聴してみたいものです。

    番外編として、手元にDL-103初期型の光沢ボディの針折れ品があるんですが、これにカンチレバーを付けてもらう、というのも面白そうです。
    DL-103は普通にメーカーで「針交換」できますが、それだとボディごと回収されて現行品になってしまいます。
    初期型は独特のものがあると聞いていますし、ぜひ一度聴いてみたいものだと思ってますから、コスト次第では良いかも。
    問題はかなり長期間放置されていたっぽいので、発電機構やダンパーなどが傷んでないかが不明なのが怖いところです。
    まぁそういう手段を取るなら、Accuphase AC-2もカンチレバー移植ができるわけですけどね。

    あとはやはり現行カートリッジの実力がどの程度のものか、Clearaudioも含めて試聴するしかないかなぁ。
    YouTube動画などを探しても良いですが、メーカーもカートリッジで録音したハイレゾ音源を配布したりしてみたら販促になりそうですけどね。
    某著作権管理団体がうるさいから、なかなか難しいのかもしれませんが、雑誌付録などでも良いから実現できたら嬉しいのになと思います。

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    Filed under: Audio
    2017/06/09 12:00 pm | 新品のフォノカートリッジを選ぶなら… はコメントを受け付けていません

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