• 138月

    以前からたまに左チャンネルの音が小さいというか、定位が右に寄るような感覚があったのですが、アンプやスピーカー、カートリッジが替わったりして原因がいまひとつ特定できないまま、過ごしてきました。

    ただ、スピーカーがB&W Matrix 805になり、定位が明瞭になって原因究明しやすくなったので、本格的に追究してみました。
    まずはレコードからのラインケーブルの左右を入れ替えると、本来のステレオ定位ではなくなりますが、音が偏る感じは反対になります。
    別のラインケーブルに変えても、低域を中心に右に偏る感じは同じです。

    残るはプレーヤーやアーム内部の可能性が高いですが、さらに念を押してリード線の左右結線をまるまる入れ替えてみましたが、これもステレオ定位ではなくなりますが、やはり左の低域が弱いままです。
    ということはプレーヤー、アーム内部の配線でほぼ確定です。

    th_DSC00736_LR5

    さらに、父親が電源ケーブル紛失(その後見つかった)で置いていった、もう一台のMR-611に変えてみると、同じカートリッジでも全く問題ありません。
    問題ないだけでなく、音質もかなり大幅に違ってちょっとショックです。
    最初からこっちを試してみれば良かったですね。

    ただ常に症状が出るわけではなく、徐々にひどくなってるように感じるので、アーム内部のコールド側という可能性が高いのではないか、と推測します。
    他にもインサイドフォースキャンセラーも元々不調ですし、ここまで来るとかなり重症かと。
    アームを分解したりして配線を入れ替えれば良いのですけど、メインで使ってるプレーヤーをそこまで分解するのはちょっと勇気が要ります。

    Pioneer PL-30LII

    そこでひとまずリビングに設置していたPioneerのPL-30LIIをピンチヒッターにしました。
    これもストレートアームの左のシェルチップを折ってしまうというミスを冒しましたが、使ってないリード線からチップを拝借してはんだ付けして、なんとか事なきを得ました。
    立ち直るのに丸一日かかりましたけどね。

    プリアンプも修理に出していて、その関係でリビングはフォノイコライザーがない状態なので、当面はPL-30LIIで良いですが、そこはやはり代替機を考えるしかなさそうです。
    代替機があればアームを分解しても怖くないですし。

    次のメインプレーヤーとしては、LP12やトーレンス、マイクロなどが候補になりました。
    過去形なのはもう注文しちゃったからなんですけどね。

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    Filed under: Audio
    2016/08/13 12:00 pm | MR-611、不調 はコメントを受け付けていません

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