• 063月

    Matrix 802S2、届いた当初から右側に設置してあるほうの首(ミッドレンジとツイーターの部分)の固定がやや緩いなと思っていたのですが、セッティングを詰めていて首の内振りを試していたところ、なんとなくジャリジャリとした感触が…。
    高域の伸びが左右で違う感じもしたことですし、一度ヘッドユニットを外してみたところ、こんな破損状態に!

    届いた時に首が90°回転した状態になっていたので「わざとこういう風に収納したのかな?」と思っていたのですが、どうやら運送時にショックを受けてこうなったために回ってしまったのでしょう。
    その時に外して確認すれば良かったのでしょうけど、一応ココもスピーカーの内部ですし、「まずは分解!」とはならないですよねぇ。
    お店にも連絡しましたが、保証期間がそもそも「一週間以内が目安」だそうなので、報告したのみという形です。
    某運送会社で届けられるということで、805の時にもツイーターが取れてたのもあって心配はあったのですが、そのことも伝えてありましたし、804D3の元箱に収納してくれていて箱にキズもなかったので油断していました。

    801やNautilusなども検討したりその後も何度か見積もって、ピアノ運送になると8〜11万円くらいかかるので躊躇していました。
    ただ、今回の件を見ると多少のコストはかかってもピアノ運送のほうが安心のようです。
    Matrixくらいの世代になると今さら部品調達するのも厳しいですし、壊れてたことへの精神的なショックもありますからねぇ。
    もちろん、中古にはこうしたことは付きものではありますが、いろんなお店で購入してきて、「今後はココとココかな」というのも見えてきたので良かったと考えることにしましょう。

    幸い、破片は全てユニットを外したところに揃っていましたので、パズルのように組み合わせて自分で接着しました。
    気休め程度かと思いましたが、時間が経ってから見てみた感じだとなかなかしっかりくっついてくれたようです。
    逆に言えばエンクロージャ部分も同じ素材なのでしょうから、転倒したりしたら割れることもありそうで怖いところもありますけど…。

    ついでに接続端子の接点クリーニングもして、底部のネットワークも確認してみることにしました。
    バイワイヤリング対応にするための内部のジャンパー接続が切断しっぱなしになってたので、これは撤去しました。
    ちなみに線材は銀コーティングのケーブルが使われているようです。

    APOCもそのままですが、とりあえずネットワークの改造はさすがに今はやる気分ではなかったので、底面の板の鳴き止めくらいにしておこうかなと。
    そのままだともう普通のベニヤ板みたいなレベルなんですよねぇ。

    こういう構造のせいもあって先日折れた純正スパイクのようなボルト式以外は厳しくて、インシュレータなども置き方が悪いとこの板を突き破る感じになりかねません。
    せめてあまり鳴かない程度にしようと素材を適当に見繕って貼ってみました。

    実際にはこのフェルトよりもネジが一本なくなってたのが鳴きの理由だったようで、そこも合いそうなネジを探して取り付けておきました。
    こうやってみると年代のせいもあるのでしょうけど、状態も万全ではなかったのだなと改めて思いました。
    ま、カメラの頃からこういう自前修理みたいなのは良くやってたので慣れてはいますが、あれはジャンク品でしたからねぇ…。

    最後にスピーカーターミナルやジャンパーケーブルをRD-3で消磁し、ECI-50で接点クリーニングも各所やって元のセッティングに。
    音にどれだけ効果があったか、というよりも割れてたことの精神的ダメージを回復できる程度には整備したかなというところです。
    まだスパイクの問題が残っていますが、そちらもちょっと別個に手を打ってみることにしてあります。
    いつかはその後のシリーズや801、800などにグレードアップすることもあるかもしれませんが、とりあえず今はせっかく我が家にやって来てくれたMatrix 802S2を愛でてあげたいなと思っています。

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    Filed under: Audio
    2017/03/06 12:00 pm | Matrix 802S2を補修 はコメントを受け付けていません

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