• 1710月

    前回の出張時に購入したJAVSのUSB-DDC「X-DDC」ですが、だいぶエージングも進んできましたので、音質に関してのレビューをしてみようかと。

    まず、現在の機器構成ですが、以下のとおりになっています。

    Mac mini -(SUPRA USBケーブル)- X-DDC -(光)- ARCAM DELTA BLACK BOX 50
    Mac mini – hiFace -(同軸)- ARCAM DELTA BLACK BOX 50

    当初、X-DDCとARCAMの相性が良くない感じだったのですが、光デジタル入力での接続だと全く問題なしなので、この接続構成にしました。
    相性といっても動作しないとかではなく、同期ハズレっぽい音の症状が当初出ていただけなんですけどね。
    エージングが進んだこともあってか、現状ではその症状もなくなりました。
    メーカーからは200時間程度のエージングが推奨されていますが、数十時間経った辺りから安定度が上がった感じです。

    USBケーブルはzonotoneとどちらを使おうか悩みましたが、低域の豊かさを重視してSUPRAを使っています。
    電源は当面、バスパワーを使ってたり、LXA-OT1付属の12VのACアダプタを使ったりという感じです。
    ACアダプタ有りのほうがヴァイオリンの艶や音場の奥行き感は出る感じですが、差はそう大きくないですね。
    LXA-OT1のACアダプタは結構ノイジーなスイッチング電源なので、これを良質なものに替えたら違うかも。
    場合によっては以前使っていたカーバッテリーでの駆動という手もあるんですけど、さすがにそれはちょっと大げさかなぁ。

    さて肝心の音質ですが、当初感じた不安定さはすっかり消え、安定感のある音を奏でてくれています。
    hiFaceと比べると歪みが少なく、いかにもHi-Fiな感じというのが端的な感想です。
    正確で真面目な音はやはりhiFaceのヨーロッパトーン(というよりラテン系?)とはちょっと違う傾向だなぁと思います。
    低域はやや伸びがないようにも思いますが、ジャンルに関わらずバランスの良い音で聴けるという点では、hiFaceよりもかなり優秀です。

    もう一つ、hiFaceと違うのは音像のできる位置なんですよね。
    hiFaceはスピーカーの前面を結んだ辺りに像が定位する感じなんですが、X-DDCになると像自体がスピーカーの奥行き方向の真ん中辺りになる印象です。
    また、楽器ごとに像の奥行き方向の位置が違っていて、そういう意味ではやはりX-DDCのほうが情報量が多いということなのではないかと。

    ただ、全体のまとめ方がやや素直すぎて、音楽の表現力には少し欠ける傾向は否定できません。
    この辺りはもう好みの問題だと思いますから、音源や他の機器によって使い分けるのが良いのかも。
    いずれにしても価格的には非常に優秀ではないかと思います。

    また、これはむしろ機能面かもしれませんが、出力が同軸と光の2系統あるというのも便利です。
    DAC2台にそれぞれ供給できるというメリットもありますしね。
    hiFaceはUSBケーブルが不要の直挿しという形態が良さでもありますが、USBケーブルによる音の変化や取り回しの良さもX-DDCにして良かったと感じられるポイントでした。
    ただ一点、ほぼ不要で明るすぎる液晶パネルはちょっといただけないですねぇ。
    背面でも良いので消灯できるスイッチでもあったら良かったのに、と思います。

    今後は電源周りや光デジタルケーブルなど、周辺機材の強化をしていきつつ、メインのDDCとして使っていく予定です。
    その辺りはまた都度、報告できればと思います。

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    2012/10/17 7:00 pm | JAVS X-DDC レビュー 音質編 はコメントを受け付けていません。

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