• 115月

    導入して少し経ったFiiOのDAP「X1」ですが、主にポタアン経由でヘッドフォンで使用しているのですが、そういえばイヤフォンでも聴いてみるべきだなと思い、直挿しも含めて試してみることにしました。

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    まずは茶楽音人の「Donguri-鐘 HAGANE ver.」から直挿しを試してみます。

    茶楽音人 Donguri-鐘 HAGANE ver.

    音量としては十分で、ボリュームが30くらいで自分には適度な音量になります。
    FiiO X1はやや中高域が刺さる傾向があるように感じていましたが、Donguriではフラットな印象で、耳に刺さる感じはあまりしません。
    逆にやや低域が不足気味に感じるのは、やはり内蔵アンプの性能もあるのでしょう。
    また、ほんの少しホワイトノイズが目立つ気もしますが、高域が伸びているのでハイレゾが単体でも活きてくる感じです。
    むしろ下手にポタアンを通すよりも「ハイレゾ感」はダイレクトのほうが強いかも。

    SHURE SE215

    続いて、ACOUSTIC REVIVEでリケーブルしたSHUREのSE215を聴いてみます。
    こちらも音量は不満ありません。
    おとなしい鳴り方ではありますが、帯域の全体的なバランスは良く、こちらだとノイズが耳につかない気がします。
    それだけにややナローレンジの中でまとまってる、とも言えるでしょう。
    ただ、その中で臨場感みたいなものはきちんと出ていて、聴いていて楽しさが感じられる、まとめ方です。
    普段使いはコレがFiiOの音のクセを打ち消す方向で、相性が良いかもしれません。

    e-Q5

    続いて、ortofonのe-Q5です。
    これは音の傾向がFiiO X1と似た者同士なので、長所短所が相乗効果になって出ている印象です。
    高域はハッとするものがありますが、低域が圧倒的に足りていません。
    ただ、情報量はしっかりとあるので、これを強化した音が聴いてみたいと思わせるものです。

    そこで以降はポタアンを復活させ、まずはALO Audio Rx MkIIを通してみました。
    e-Q5はかなり柔らかい耳あたりになり、ポタアンが双方の個性を吸収してしまったようにも感じられます。
    なお、アンプのゲインはLOWにしました。
    もちろん悪い部分だけではなく、単純な音の鮮度ではなく、楽器やボーカルの細やかな表情に焦点が当たった感じで、直接的なサウンドに惑わされない音楽性が出てくるようにも思えました。

    Donguri-鐘の場合、Rx MkIIを入れてもちゃんとDonguriの個性が残っていて、そのまま底上げされた雰囲気が味わえます。
    これならどちらでもいける感じになる、というのも面白いですね。

    SE215ももDonguriに近い変化ですが、多少ドンシャリに感じる面もあります。
    その分、臨場感みたいなものも出てきますし、そこは好み次第でしょうか。
    ポタアンをThe Nationalにすると、さらに臨場感がアップして、非常に良い感じです。
    この後もThe Nationalで色々と聴いてみましたが、どうやらFiiO X1の場合はThe Nationalと組み合わせて、ゲインを可能ならばLOWで使うのが相性が良さそうだ、という結論に達しました。
    ヘッドフォンに戻してもその傾向は同じで、力強さが持ち味と思っていたThe Nationalの底力が再確認できたような結果になりました。

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    直挿しで使うのなら、DonguriもしくはSE215をチョイスしたら良さそうですし、Rx MkII経由ならe-Q5が面白いでしょう。
    こういう組み合わせによる変化もポタアンならでは(ケーブルも含めて)の楽しみ方ですから、そのベースとしてFiiO X1の導入は正しかったと思います。
    イヤフォンなら直挿しでも十分使えることも分かりましたし、価格から考えると優秀だなと再確認できました。
    今後はThe Nationalとの組み合わせをメインにしつつ、外出時は単体でも持ち歩いてみたいと思います。

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    2016/05/11 12:00 pm | FiiO X1 レビュー イヤフォン編 はコメントを受け付けていません。

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