• 295月

    DigiFi No.6の記事の時にもちょっとだけ触れましたが、8/31発売の次号、DigiFi No.7はなんと付録にOlasonicのUSB-DAC付きアンプが付いてくるそうです。

    まず気になるお値段ですが、2980円だそうで、某誌のUSB-DACを考えるとかなりお買い得な印象で、DACチップは廉価モデルでは定番のPCM2704です。
    ただし、USB-DAC「付き」ではあるものの、あくまでも一体なので、アナログ入力は用意されていません。
    また、スピーカー駆動前提なので、ヘッドホン端子も付いていません。

    最大出力は10W+10Wだそうで、パワーICにはどうやらテキサスインスツルメンツのTPA3110D2が使われているっぽいですね。
    Stereoの付録アンプ「LXA-OT1」で使われているSTマイクロエレクトロニクスのTDA7491HVと比べるとかなり新しいチップで、かなり高性能そうです。
    Olasonic独特の「Super Charged Drive System」も健在のようですが、その中核となるコンデンサは6800μFで、TW-S7の22000μFに比べると少し小型化されています。
    なお、電源はUSBバスパワーで、外部電源は不要ですし、ACアダプタ用のコネクタも用意されていません。

    DigiFiの付録としては非常に良いところを突いてきたなぁと感じます。
    手持ちのスピーカーがあれば、すぐにPCオーディオが組めますからね。
    ヘッドフォンで使いたかったというニーズもあるのでしょうが、そこはOlasonicへの誘導という意味でも、ぜひスピーカーで音楽を楽しんでもらいたいという意図かと思います。
    その直前あたりにはStereo誌の付録でScanSpeakのスピーカーユニットも付いて来ますから、これと組み合わせるのも良いかも。

    逆に私としてはUSB-DACのみというのがネックかなぁ。
    同軸デジタル入力があれば完璧だったのですが、この価格でそれは高望みですよね。
    すでにOlasonicのTW-S7も持っていますし、DACやアンプもあるので、個人的にはやや今さら感もありますが、なんだかんだ言って、やっぱり試してみたいところです。

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    Filed under: Audio
    2012/05/29 12:00 pm | DigiFi No.7はOlasonicアンプ付き はコメントを受け付けていません

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