• 076月

    DH Labs Silversonicの電源ケーブル「Encore AC」をゲットしてみました。

    DH Labs Silversonic Encore AC

    「あれだけ電源ケーブル、持ってるのに?」という声が聞こえてきそうな気もしますが、Encoreはかなり評判も良かった(今は国内では入手困難)し、Stereo別冊のプラグも付いていてお得かなと。
    それに先日、壁コンセントから電源タップまでのケーブルの重要性も再認識して、Shelterの電源タップ(フォノ系で使用)に一本欲しいなと思っていたところでした。

    DH Labs Silversonic Encore AC

    せっかく付いてきたプラグなんですが、真っ先に電源プラグをAET PSE-018HRに交換して、DACで使ってみました。
    太く厚い低域がひときわ印象的で、締まった中高域に煌めきのある高域と、いかにもオーディオらしい音色だというのが第一印象です。
    ただ、どうもモヤがかかっているといいますか、ボーカルの抜けが悪い時があったりで、先日導入したばかりの「AC-2.0 TripleC」のような素直さに欠けます。
    「AC-2.0 TripleC」はサラサラとやや軽い質感ではありますが、帯域のバランスが良く、ボーカルや楽器自体の音やそれに伴うリバーブなどのエフェクトがとても聴き取りやすいです。

    その後もいろんなところに取っ替え引っ替えしてみますが、どうもしっくり来ません。
    どこに持ってきても低域は文句なしの魅力なのですが、どうしてもモヤがかかった感じが拭えないんですよね。
    その中ではAC2.0をCDPに、EncoreをDACに持ってくるパターンがいちばんマシなほうでした。

    DH Labs Silversonic Encore AC

    次に気にかかったのがシールド線の処理で、届いた時点での配線では電源プラグ側はシールド線をアースといっしょに結線、インレットプラグ側は結線無しという状態でした。
    たしかにノイズ対策の点ではこの配線処理が良いのではないかと思います。
    念のため、シールド線を電源プラグ側でも外して浮かせてみると、透明感は増しましたが、せっかくの良さだったあの低域がすっかり大人しくなってしまい、音が前に出てこなくなってしまいました。
    自分でもちょっと不思議な気がしますが、シールドの扱いだけでこんなに変化するものなんですね。
    ちなみに、これまでShelterで使っていたBELDENを使った自作ケーブルでもシールド線は同様の処理(電源プラグのみ結線)がしてありました。

    DH Labs Silversonic Encore AC

    こうなると怪しいのはIECインレットプラグかな、という気がしてきたのですが、あいにくこのケーブルの太さに対応できるプラグが在庫してた中には見当たりませんでした。
    Encoreのケーブル径は14mmほどありますし、PSEの関係か、インレットプラグは手頃なものがあまり出回っていないんですよねぇ。

    デジタル系はせっかく先日チューニングしたばかりだし、元々はShelterの電源タップに使いたかったのだから、場所はココに確定することにして、プラグを出来る限り見なおしてみることにしました。

    DH Labs Silversonic Encore AC

    まずはそのままEncoreを電源タップ用に使ってみます。
    当然ソースはアナログレコードですが、Encoreに変えてみると雄大さがあって、全体的に音が骨太になりました。
    以前のBELDEN自作ケーブルをよりパワフルかつ現代的にした印象です。
    BELDENのほうが一聴すると派手さがありますが、細かい部分に耳をやると情報量は増えているのが分かりました。
    ただ、この段階ではせっかくケーブルを替えたにしては一長一短あるような感覚も残っていました。

    DH Labs Silversonic Encore AC

    そこで試しに電源プラグをMARINCOにしてみましたが、これは全くの失敗で、音像が甘くなってしまいました。
    こうなるともうインレットプラグを見なおすしかないか…と、通販サイトを眺めていたのですが、ふとHUBBELLのコネクタがあったはず…と思い出し、見つけ出してきました。
    そういえば、IECコネクタタイプのノイズフィルタを使ったPC用のタップに使ってたんでした。

    DH Labs Silversonic Encore AC

    というわけで、インレットプラグをHUBBELLのHBL8215Cにすると、さらに腰の据わったズシリと重い低音が飛び出してきました。
    力強さも凄いですし、芯もしっかりしていて、これなら文句なしです。
    透明感もキチンとあるし、微細な音も逃さず、楽器の質感も良くなりました。
    フォルティシモではオーケストラのサイズ感が(我が家の小さいスピーカーなりに)しっかり出ますし、ピアニシモでは静寂感もあります。
    これでようやくEncore本来の良さが引き出せた、と言って良いのかもしれません。

    それにしてもここまでの道のりは、かなり長かったです。
    市販の完成品ならそこまで悩むことはなかったはずで、自作ケーブルというのは奥が深いですね。
    最初に感じた低域の魅力をなんとか活かしたいと思わなかったら、正直ここまで頑張れなかったと思います。

    まぁ、それが面白いとも言えますが、改めて市販の電源ケーブルには感謝したい気分になりました。
    PSEの件もありますが、プラグ交換のたびにテスターで道通・絶縁確認もしましたし、何かあれば当然、自己責任ですからね。
    そんなこんなで、結果としては以下のような配置となりました。

    電源タップ: Acoustic Revive YTP-4N, Shelter
    デジタルケーブル: Acoustic Revive COX-1.0tripleC-FM(Marantz-ATOLL), Space&Time RSC Master Generation 2 Digital(DDC-ATOLL)
    音声ケーブル: QED Reference Audio Evolution(ADP-EQ), QED Qunex SS(EQ-pre), Acoustic Revive LINE-1.0R-tripleC-FM(ATOLL), CHORD Chameleon Silver Plus(pre-LK140), CHORD Cobra Plus(LK140-MAJIK)
    スピーカーケーブル: Acoustic Revive SPC-REFERENCE-tripleC(高域側,低域側)
    電源ケーブル: WIREWORLD electra3(YTP-4N), DH Labs Silversonic Encore AC(Shelter), WIREWORLD aurora3(Marantz), Acoustic Revive AC-2.0 TripleC(ATOLL), Acoustic Revive POWER STANDARD-tripleC-FM(MAJIK-IL,LK140)

    あとは電源タップの使い分けもCDPやDACについては配置換えも考えられるかなと思っていますが、しばらくは音楽を楽しむほうに注力しようかなと思います。

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    2016/06/07 12:00 pm | DH Labs Silversonic Encore AC はコメントを受け付けていません。

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