• 208月

    左右の偏りに悩まされて聴くたびになんとなくストレスが溜まっていたので、最大の不安要素だったB&Wのスピーカー「Matrix 802 Series 2」の保護回路APOCを解除することにしました。

    やり方は海外で結構出ていて、ダイオードの片方の足をカット(あるいはハンダを外す)、それとリレー接点をショート配線する、という2つをやれば完璧とされています。
    前者は全てのダイオードをカットしても良いと思われますが、サービスマニュアルを見る感じではD3,D4,D7をカットすれば良いはずです。
    リレーは常時オンで異常時に開く形だと思われるので、接点が悪いことを考えれば本来はこちらのほうが重要なはずですが、これをやるにはネットワーク基板を外す必要があり、熱量の多い半田ごては必須です。

    もちろん自己責任での実施となりますし、最悪はネットワークやスピーカーユニットを破損する可能性も高く躊躇していたのですが、このままではスピーカーを買い替えたくなってしまうような状況でしたし、こうなったらやってしまえ!と。
    半田ごてを使うことも考えましたが、他の部品に熱負荷がかかる可能性もありますし、APOCをわざわざ復元することもなかろうとカットしてしまうことにしました。

    コレを参考にして改造して壊れた!と言われても困るので、あえて画像は分かりづらい感じにしておきます。
    まずは不調そうだった片方のスピーカーのD3,D4,D7のみをカットし、一旦つないで音出し確認しました。
    音は無事に鳴りましたし、なんとなく音がスッキリした印象です。
    これなら大丈夫そうと判断し、反対側もAPOC解除して配置を戻しました。

    この状態で聴いてみると、透明感が出て中高域は音離れが良くなったなと感じます。
    解像度もグンと上がっていて、Series 3相当なのかもしれませんが、ちょっと大げさに言えばスピーカーを買い替えたくらいの効果がありました。
    ただ、左右の偏り自体はAPOCが直接関与していたわけではないようです。

    また低域のほうも以前よりユニットが動きやすくなってるようで、パイプオルガンを鳴らした時のリアルタイムスペクトラムの波形の動きが全く違います。
    20〜30Hzといった低い部分もしっかり出るようになった気がします。
    聴感上は中高域が良くなったように感じますが、効果としては低域のほうが効いてるようです。

    結果的にはもっと早くやれば良かったという感じです。
    もちろんこれで改造品になってしまって市場価値は下がるのでしょうけど、そもそも運送時の事故でヘッドユニットは割れて(補修済み)いますし、これで安心して使い倒すことができます。
    リレーのバイパスも機会があればやってみても良いですが、今のところの出音としてはダイオードのカットで十分かなと思っているところです。

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    Filed under: Audio
    2017/08/20 12:00 pm | No Comments

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