• 097月

    時代に反して(いつものこと?)、すっかりアナログレコードにハマった状態ですが、オーディオテクニカのMCカートリッジ「TT30E」をゲットしました。

    audio-technica TT30E

    せっかくONKYOのP-308を修理したのでMCカートリッジをぜひ試してみたかったんですよね。
    最初はネット通販やオークションを狙っていたんですがなかなか安くて良いものがなく、結局、父が安い出物を見つけてくれました。
    このカートリッジ、ちょっと変わり種で、MCカートリッジのくせに針交換可能という特殊なものになっています。
    どうやら同社のVM型のマグネットとコイルが逆転したような構造らしいです。

    同様のものとしてAT30Eは多少有名なんですけど、それとスペックはほぼ似たような感じです。
    違いはたぶん針がTT30Eでは0.4×0.7mil楕円なのに対し、AT30Eは0.3×0.7mil楕円という程度ではないかと。
    それが差になるのか、周波数特性も高域の伸びがちょっと違います。(TT30Eは15Hz~30kHz。AT30Eは15Hz~50kHz)
    当時、同様の針交換式MCがYAMAHAやPioneer、SONYなどから出ていたらしいですし、そのうちの一部のOEM品がベースになっている可能性もあるのかな?

    audio-technica TT30E

    針交換式といってもすでに針は入手不可能に近いでしょうが、ADCのヘッドシェル「ALH-1」が付属していた、というのもチョイスした理由の一つです。
    ヘッドシェルやリード線なども個別に買うと結構なお値段ですし、このALH-1はアルミ合金ブロック削り出しで重量も15.5gと重量級で良さそうだったんですよね。
    元から付属と思われるリード線も太いものが装着されていますし。
    あまり重すぎるとトーンアームで対応しきれないケースもありますが、今回の組み合わせはなんとかゼロバランスを取れる範囲内でした。

    audio-technica TT30E

    早速、再生してみるとやっぱりMCらしい特徴がしっかり出つつ、しかもオーディオテクニカらしい雰囲気です。
    元々プレーヤーに付いていたAT71とはさすがに情報量にダントツの違いがあり、セパレーションもずいぶん良好です。
    低域は意外と軽快な感じもあり、高域はだいぶ華やかめですけど、そうした細かな違い以前に格段の差があるのが一聴瞭然です。

    P-308にはMCが2ポジションありますが、TT30Eの負荷抵抗は10Ω以上ですので、当初は10~40Ωにしていましたが、念のため、3~10Ωも試しました。
    3~10Ωのほうが見通しが良いものの硬質さがさらに強まってしまい、一聴したところは良いですけど、これではアナログレコードの良さが薄まるかな、という印象です。
    対して10~40Ωだと切り替え直後はややナローレンジになる感じることもありますが、耳触りの良さはこっちだなと思うので、現状は10~40Ωで行ってみるつもりです。

    audio-technica TT30E

    針圧は今のところ標準の1.7g(1.5~2.0gが定格範囲)にしていますが、この辺りも試行錯誤する要素の一つでしょうし、オーバーハングももっと厳密に詰めたら良いかも。
    こういう調整箇所の多さもアナログレコードの特徴で、それを楽しいと感じられるかどうかがCDとの大きな違いだとも感じます。
    そういうこともあってか、最近はレコードを聴くか、もしくはパソコン側でAudirvana Plusのどちらかというパターンが多くなっています。

    カートリッジの話からは逸れますが、アナログレコードを聴くようになってハイレゾ音源の良さ(特に古いアナログ音源からのもの)も再確認したような部分があります。
    そういう意味ではSACDも良いだろうなぁと思うのですが、しばらくはレコード再生周りを色々楽しみたいところです。

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    2014/07/09 7:00 pm | audio-technica TT30E はコメントを受け付けていません。

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