• 114月

    ATOLLからMM/MC両対応のフォノイコライザー「P200SE」がいつの間にか発売になってるようで。

    形態としては私の使っているCreekのOBHシリーズのようなAC24VのACアダプタ駆動のコンパクトなもので、お値段も実売価格で3万円台前半と、これからアナログレコードを始めたいけどアンプにフォノイコが入ってない、という方にオススメしやすい価格帯です。
    ただ、個人的にもACアダプタ駆動の限界みたいなものを先日感じたばかりなので、そこら辺は割り切りが必要で、過度な期待はし過ぎないほうが良いかもしれません。

    ただ、MCにも対応してるのは便利ですし、左右完全ディスクリート構成とか、音質に配慮したMKPフィルムコンデンサを重要な箇所に使用してあったりですとか、MM/MC High/MC Lowのゲイン切り替えやインピーダンス切り替え、キャパシタンス選択など、細かい調整も充実していて、そこはこの価格でここまで頑張るのか、という気がします。

    あとはもう電源次第なんですけど、やっぱりそこにコストをかけると一気に価格が跳ね上がっちゃうんでしょうねぇ。
    そもそも最近のプリアンプもモジュール別売りとか、搭載されててもかなりシンプルなものだったりしますから、P200SEは実は現行製品ではかなり良い選択肢なのだろうなと思って紹介してみました。

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    Filed under: Audio
    2016/04/11 7:00 pm | ATOLL P200SE はコメントを受け付けていません

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