• 0912月

    以前から気になっていたACOUSTIC REVIVEのスパイク受け「SPU4」を購入してみました。

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    たまには自腹レビューしないと…というのも理由の一つではありますが、大きめのスパイク受けを以前から調査済みでして、金属製のものではコレがかなり大きい(直径40mm)というのがチョイスの理由です。
    黒檀やハイポリマーとのハイブリッドなどだともっと大きいものもありますが、お値段が高かったり、高さが高くなってしまいがちなんですよね。

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    それでも数字で考える以上に、実物は大きくてちょっとビックリしました。
    直径もそうですが、厚さもそれに伴ってしっかり厚いから重さもずっしりで、間違って足や機材の上に落としたら大変そうなくらいです。
    それまで使っていたDALI CONES/BCに付属のもの(直径24.7mm)と並べてみると違いが分かっていただけるかと。

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    そのDALI CONES/BCはスパイク側は良質なものの、スパイク受けはやや金属的な響きがのる傾向があるのを以前から感じていました。
    そもそも今はサウンドアンカーのスタンドを使っていて、それには付属のボルト状のスパイクを付けてますので、余計に響きが乗りやすいのかもしれません。

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    早速、交換してみましたが、黄銅製ですが厚みがあるおかげもあってか、金属的な響きは少ないようです。
    スタンドやスパイクと素材が異なる組み合わせになるのも良い結果につながっているのだと思います。
    重心が下がり、内振りにしても高域ばかりが目立つことが少なくなりました。

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    特に椅子の置いてある本格的に聴くリスニングポジションでなく、部屋の隅の仕事机で客観的に聴いている時のほうが差が分かりやすいですね。
    感覚的には、スピーカーの箱がさらに強固かつ容積が増えたような印象を受けるものへと変化しました。
    サウンドアンカーのスタンドは金属製ながら響かないとされていますが、やはり固有の鳴りがあったり、3点支持ということもあって小さなスパイク受けではスタンド自体が揺れたりする面もあるのでしょう。

    音に注目してみると、チェロなど中低域の響きが鮮明になっていますし、全般的に弦楽器の良さが際立ってきました。
    単に中低域が量的に豊かになったのではなく、質が向上しているのもやはり振動が抑えられているからでしょう。
    こうなるとヒッコリーボードとの組み合わせも気になってきますが、ただでさえスタンドの高さが高めなのがやや難点かなぁ。
    後日試した結果は別途レポートしてみようかと思います。

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    Filed under: Audio
    2016/12/09 12:00 pm | ACOUSTIC REVIVE SPU4 はコメントを受け付けていません

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